ストックフォト列伝:気づき始めた現状打破の緊急性

タイトル『EARTH UP』より抜粋



今の市場経済はケチを生み出した>
このところマイクロストックは困ったものだ的な投稿が続きますが、別にその事業が犯罪同然と言いたい訳ではなくあのソーシャルゲーム関連で危惧される依存症と同様に社会の中のある時を境に必然として生まれた新たなビジネスモデルであって、病的であれこれを有り難く享受されている分野も多々あるのでそれはそれで一部社会にお金がうまい具合に循環している証であり、今の時代の構造が単にそんなタイミングで現出しているに過ぎないと思います。

ただこのゲームやネット依存があまりに過剰で将来有望な人材を心身ともに蝕みつつある事もまた事実であり、確か若者の両依存度が若年層全体のおよそ2割にも達しようとしているというのは決して看過できるものではありません。近い将来に於いてこれを呑気に放置していれば国全体、いや世界中の市場の動きを鈍化させる羽目にもなるでしょう。

どの国も大方少子高齢化の様相を呈しておりヨーロッパ全体では先進各国共に移民流入が異常なほど増え自国労働者の居場所を尽く奪いつつありますし、年を追うごと移民基準を軸とした賃金の引き下げが顕著に見て取れます。世界市場はここ数年で急速にその厄介なグローバル戦争に巻き込まれて久しい訳ですが、その国の外国人労働者を使ってより安価な資材や製品に至る大部分を生産流通させてきた結果一般に必要とされる労働者一人の年間所得が維持されなくなり今後さらに窮状を訴える国民は益々増えていく事になります。

我が国もあの生活保護受給者に対して厳正な審査が義務付けられる事となり余程の状況でない限り受給資格が得られないようです。更に数年後、国家予算の配分見直しの観点からその保護政策が全廃されるとの報道記事も見受けられます。先日などは晴れて第4次安倍内閣の始動直後、総理大臣自らが「65歳以上でも雇用するように」のお達しも出ました。穿ってみればこれはまさに医療制度改革含みの後期高齢者保護政策打ち切りを匂わす発言ではないか。少なくとも私の世代が都合の悪いそのど真ん中に位置している訳なので生涯設計への危機感は増すばかりです。

さてどうでしょうか。物価は上がれど賃金はそのままか概ね低く見積もられ少人数での無理なシフトや隠れワンオペの現状、パワハラに絡む長時間労働の温床など肉体のみならず精神までも病む非情な重労働を鑑みて此の期に及んで未だ『世界を一つに』を旗印に掲げる鮮やかなグローバル経済の未来を信じて止まない識者、結局は温かみの欠片もない確信犯的で卑屈に満ちた冷酷極まる破滅的市場を作り出してしまったと言えるのです。


市場が冷え込んだ挙句に滅亡?>
富むものは権力を傘により強大に成り果て貧しい者は底なしの貧困地獄へとその二極化は究極的に『世界の終わり』『人類滅亡』を意味しています。特に途上国や後進国では人口は黙っていてもどんどん増えますし彼らは稼げる場所を求めて常に移動を繰り返します。移民が世界に溢れ大部分の人類が平均して将来まとまったお金を稼げないとなれば勿論まともな購買力に繋がりません。モノが売れなければ利益がない訳で設備投資も出来ずいずれ相当数の従業員が雇い止めになります。アブれた人たちのその後の就活は現状以上の困難を極め、餓死や自殺に加え重犯罪事件を際限なく生み出していく事になるでしょう。

やがては裕福だったその場凌ぎの富裕層もその耐力を失う時期が間違いなくきます。なんでもお金で解決できた時代はよかった。と思い出に浸るは市場復活への期待はもはや叶いません。荒廃しきった社会のその原動力は遠に枯渇し切って栄えあるチャンスはひとつも残っていません。富裕層の大半は経営者か管理職であり元が事務方上がりでは土いじりも未経験で緊急対応としての自給自足は困難でありもともと肉体労働もままならず無理して身体を壊すかかつてのわがまま放題で直ぐに逃げ出してしまうのがオチです。

時を同じくして戦争も起こります。今ある物資の血を血で洗う決死の争奪戦という訳です。最後の最後は自暴自棄で核戦争。そしてそれから長い月日を経て誰も居なくなったこの地球は人類創出以前の真の穏やかさを取り戻すのです。めでたしめでたし。


世界市場は頭打ち状態>
ストックフォトの話がぶっ飛んでしまいましたがどうでしょう、賃金が安いという事は誰も幸せになれない。皆に出来る限りそれ相応の順当な報酬が必要となるのですが、ここ最近のトピックスを伺うにそこに関連したコメント欄には老若男女今を悲観して止まないかなり真剣な多くのそんな声が散見されるようになりました。「聖域という階層の壁を打破し賃金を上げてお金を大きく回そう。そうすればやがて価値あるモノやサービスが市場を再び活気づかせ購買力は健全化へと加速する。運が悪かろうはもうやめよう!」殆どがまあ、このような内容でしょうか。

イオンをはじめとする大型ショッピングモールの過度なテナント離れと客離れ、激安牛丼の吉野家が赤字に転落したニュース、衣料品ではディスカウントが売りのしまむらがこれまた不振に堕ちっているそうです。ローカル市場のそれどころか大手家電メーカーの多くはそのハコモノからの撤退が後を絶たずシャープ東芝の身売りから始まってパナソニック、ソニーすら製品の大部分を国内から海外生産へと移しあの輸出の大御所自動車産業でさえ新たなステージに向けての試行錯誤の末に日産はグーグルと、トヨタは現在提携するKDDIを見限って孫正義率いるソフトバンクへの鞍替え機運を覗かせています。

視聴率の低迷が続く放送業界は今まさにインターネットとの融合と新たなコンテンツの模索に迷走中であり、通信料金の更なる値下げを迫られる携帯電話キャリア等々言ったら切りがありませんが、何しろ世界的にもとことんモノが売れない状況なのです。そりゃあ売れませんよ、賃金安いんだもん。買いたくたって味わいたくたって行ってみたくたって出来ないんですから。

日本でほぼ独占する人気スマホのiPhoneですが、今回のXSなど常軌を逸した高額設定の割に個人用途が至って限られ絶えず新製品に替える魅力が薄れればやがて売れなくなると専門筋の間で囁かれています。売れなければ作れない。極端に量が減れば稼働ラインの減少とともに従業員の解雇、機器を取り巻くサプライチェーンの崩壊から下請けの倒産が相次ぐ事となり、たったスマホ1機種の動向でさえ市場にえらい混乱が生じる筈です。


権力と忖度が不均衡の温床>
上記のこの事を鑑みて私は思います。やはりストックフォト素材は従来の販促手法が一番安定すると。メーカーは1件当たり数千万いや億単位のテレビCMにお金を掛けまた人気タレントにも莫大なギャランティを支払っています。それなのに「ネット広告は予算が取れない」だとか「お客さんが安値を要求してくる」こんなの実際は真っ赤な嘘でメインスポンサーが請負業者を見下し間違った常識を植えつけているだけです。

この程度の出費でお金がない筈がないのです。だから挙句は底値のマイクロストックで買いまたは無料配布品、とどのつまりが不正の無断使用と、そうこうしているうちに一定のモラルや常識逸脱の果てのバランスを欠いた勘違い市場が自然と形成されてしまうのです。まずは何と言っても当事者がこんな哀れな現状に気づく事です。そしてこれ以上傷口を広げないために出来る事から未来志向の行動を起こすべきなのです。

※アメリカ通販最大手のアマゾンは最低賃金を¥1500/時に引き上げ、クロネコ宅急便でお馴染みのヤマト運輸は従業員への不払い金の返還と大胆な集荷制限を断行。


思いやり精神のだろう運転であれ>
自動車事故もそうですが、事故に遭遇したドライバーの多くはその時なにがしかの『自分優先』が少なからず内心にあったと思います。こっちが優先道路、前の車遅いな急いでんだよ、待ってろよ俺行ってから渡れ、酒飲んだからポリ張ってない裏道だ、赤になったばかりだし行っちゃえい、そうだスマホチェック、もしもし俺だけど今途中、眠いけど頑張れ自分、このように大体が自分勝手な『だろう運転』であり、だから事故はある日突然起こるべくして起こるのです。

もしこれを人の事を思いやって運転していたならどうでしょうか。運転中急病で倒れるとか以外はまず事故は起こりにくいと思うのです。仮に子供や自転車、酔っ払いに認知症のご老人等々の飛び出しでは心がけ一つで咄嗟の回避や直前停止の行動がとれるに違いありません。そういう意味では危険察知を常に優先する『だろう運転』の事前意識が大切だと言えます。


今日の結論:
混迷する今のストックフォト業界には冷風が吹き荒れています。自分優先ばかりを主張せず他人を思いやる在るべき市場の姿を見据えた先を読む『だろう』を以って今すぐにでも軌道修正するべきなのです。

→DEGIGA.JPサイトでタイトル『EARTH UP』をチェックする。


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