広告素材のバロメーター!デジ画の日々 ストックフォトに於ける動画素材導入の難しさ

ストックフォトに於ける動画素材導入の難しさ

動画タイトル『MOvin' On』からブローバルネットワーク

ここしばらくブログを綴っていて気になる事に『動画素材』があります。私のPRサイトでありますDEGIGA.JPサイトにお越しいただいた方でしたら既にご存知と思いますが、私も勿論こんな時代ですので静止画素材と並行する形で動画素材も制作しています。

基本フォーマットは一応横幅1920ピクセルのフルハイビジョンで進めていますが、数年前から突如あのハイビジョンのおよそ3〜4倍ほどに密度を増した4K素材の預け入れも大手代理店各社で始まったようで今では当たり前に低価格販売主体のマイクロストックでも扱いは豊富で、更なる高画質化に対応する動画コンテンツ導入に向けてどこの代理店でも結構なテコ入れ中だとか。

実は私の制作環境は正直4K編集を苦手とします。現在使用中のパソコンのスペックは4K8K再生には充分対応するだけのパワーはあるのですが、事編集となるとこれがとてつもなく重くレンダリングに相当な時間を取られると同時に効果に欠かせないサードパーティー製プラグインなども殆ど持ち合わせていない状況です。

使用する編集ソフトのAdobeプレミアプロおよびアフターエフェクツはすべて旧製品のCS4でやりくりしている更新下手な体たらく者と言えるでしょうか。CG制作の場合時にアフターエフェクツCS4で直接書き出す事も多いのですが残念な事にあらかじめ素材として3Dソフトで制作したフッテージの何かに不具合があるようで、単に相性かも知れませんが編集を終えて書き出してみるとフレームレートにズレが起こって動きがカクカクで商品には当然ならない訳です。

原因は未だ分からず致し方ないのでAdobeオンラインから最新ソフトを必要な月分レンタルしてやや高めになりますがそうやってフィニッシュまで持って行っています。その場合タイムラインの不具合は改善されていますが出来れば手持ちのソフトで完結できればと事あるごとに今もネットをググって解決方法をしつこく探っているという調子です。CS4の記事などあるだけ見っけもんで当のAdobeでは完全にそのアップデートサポートはとっくの昔に終了しているので当事者に要望出来ないのがほんと悔しいです。

話がやや逸れましたが、代理店各社にとって現在品揃えが当たり前の4K動画素材は諸々そんな理由から1点も作れていません。確か先日、韓国の電気部品メーカー大手のホンハイに買収されたシャープが何と8Kテレビを発表しましたが、動画素材の制作者側から言わせて貰えばそれこそ制作データ量がどのくらいに膨れ上がるのだろうと想像するのも恐ろしいです。

ただしその辺はビデオカメラ撮影であればもはや4K記録など標準で内蔵でありレンズ精度はともかく中級クラスのコンデジにさえも実装されてきました。なので実写を以って動画素材作りをする分にはそれほど厄介ではないと思いますし、コンポジット内の少量のレイヤー構成に加えちょっとしたトーン調整の域であれば私の今のマシーンでも十分でしょう。

悲しいかなその分野はライバルも五万と居てまず飛ぶように売れる動画には成りえません。もはやアマチュアを含めた強豪ぞろいであり、合わせてダイナミックな空撮を駆使するドローン組の参戦でより内容が高度化している今、費用対効果からもそこで勝ち抜ける事は相当に厳しいと言えるかも知れません。ざっと単純に新たな機材の購入の総額を算出してもおおよそ100万200万は下らない筈でプラス取材費もかさみ少なくとも売り上げ低迷中の私にそんな予算を用立てる事は到底できません。いやはや。

ここで気分を変えて、それでは私がこれまで制作(撮影)してきた動画素材を振り返ってみましょう。現時点でCGと実写合わせて全部で17タイトルを有しています。点数はタイトルによってまちまちで40前後から多くて150ストリーム強でしょうか、平均70ストリーム程度ですので決して多くはなく売り上げとしては月に売れて3点程度、実際無い月の方が圧倒的です。

力を注ぎ込みたくともこれでは敬遠止む無しです。となると手間・費用・時間が思いの外掛かる動画制作よりも比較的売れ易い静止画にそのエネルギーを投入する事が最善である訳です。面白いもので、初めは「動画なんて」と抵抗していた人が一度動画にハマると途端に『動画一本やり』になり写真そっちのけで没入してしまうという例はよく聞く話です。

もしも今、ストックフォトで予算から何から動画制作に入れ込んでる方が居たならば「ほどほどに」と言いたいです。

上掲の画像は動画素材タイトル『Movin' On』(ムービンオン)からの抜粋で日本(東京)から世界各地に伸びるネットワーク網をイメージしたグローバル系動画素材になります。先の4K隆盛とは裏腹に大方ネット利用であればいいとこフルハイビジョンサイズでまだまだ需要は見込めるので、機材総入れ替えで慌てて4K6K8Kに移行する理由はさしてない気もしていますが。

→DEGIGA.JPサイトでCG動画タイトル『Movin' On』(ムービンオン)をチェックしてみる。

→YouTube『ストックフォト魂』チャンネルで各種サンプルムービーを視聴してみる。



degigafaceinsta_b


このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

デジ画職人のいっつぁん

Author:デジ画職人のいっつぁん
フリーの3DCGイラストレーター兼プロ写真家です。今のところ殆ど無名ですが、家族共々どうにか食っていけてます。仕事は主にストックフォトで2009年より動画素材も手掛けてまさに三足のワラジと言ったところです。

カレンダー
11 | 2017/12 | 01
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
ご来場者
最新記事


カテゴリ
ランキングにご協力ください

FC2Blog Ranking


スポンサーエリア