広告素材のバロメーター!デジ画の日々 その後に求められるストックフォト素材とは?

その後に求められるストックフォト素材とは?

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昨日来日したトランプ大統領夫妻ですが、娘のイバンカさんも含めこの緊張度が高まる朝鮮半島のすぐ脇の日本に現在滞在しています。少し前のベトナム戦争で言えばあの戦争映画『地獄の黙示録』の最前線に赴いているのと同等かも知れず防衛の要である自衛隊や都心を中心に日本警察の最高レベルでの警戒が続いているのでしょう。

確か京都で『爆破予告』を流した愚か者がいたようで総勢一万人に影響が出たと報じていましたが、ただもしもこの犯人が実際に爆発を起こそうとするならば「爆弾を積んだトラックがその通りを通過します」とか「爆弾を巻いた少女が何々商店街をうろつきます」とわざわざ事前に報告する筈もありません。中東の多くの爆弾テロを鑑みてそれは予想外の場所で突然起こるものです。

ある程度は政治的側面からトランプ氏来日に反感を持つ輩ではないかと推測出来ますが、かこつけた愉快犯の可能性も考えられます。いずれにしても本人に関わる何らかの世相に対する反発が招いている事が伺えます。さて今後歴訪する韓中そしてロシア(APEC会議)でトランプ氏は各国上層部に有事に向けてどんな説得を試みるのか、いよいよ戦争危機は最高潮に達したと言えるかも知れません。

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ところでそんな半島情勢の中、我が国はいわゆる蚊帳の外です。もしも有事勃発であれば燃料補給やその後方支援、ミサイル防衛、難民対策に徹する以外にないのが実情です。アメリカの驚異的な先制によって北の反撃もままならず相当に運良く思いの外呆気なく終わって正恩氏はロシアへと早期亡命もしくは戦死、司令塔を失った祖国はもぬけの殻と化し米中露による核廃棄も睨んだ再統治会議がその後頻繁に行われるのでしょうから立場上権限の弱い日本や韓国はその推移をしばらく見守るしかないと思われます。

そんな中にあっては内外需ともに経済活動は混乱を来たす事からこの私が生業とするストックフォト稼業にもその余波は避けられません。ただでさえ低迷している現状がさらに悪化する事は確かでしょう。となれば当然ながら今から何か別の方策を練っておく必要性が出てきます。

これまでの広告画像(動画)素材といえばもっぱらハッピーで前向き、優雅なひとときを演出する素材が当たり前にほとんどだった筈です。しかし社会構造のさらなる下降と低迷はそんな浮かれたムードを許す筈もなく、まるで風評の如く極めて現実的な思考が世間一般に広く拡散するだろうと思われます。

今は相当な格差社会と聞きますが、かろうじて災難を逃れたお金持ちがもしもそのゆとりをひけらかそうとすればたちまちの内に非難が各地域で高まり紛争国のようなデモや暴動、略奪が横行するやも知れませんしかつて叫ばれた『贅沢は敵』という流れは日増しに強くなっていくであろうと私は一抹の不安を感じています。戦争とは一口に言ってもその戦後処理に手間が掛かるのです。

それではそん中のストックフォトの存在感とは果たして如何なるものなのでしょうか。そもそも企業にとってどんな広告が理想なのか、その辺を読み解く以外にありません。まずあの東日本大震災と原発事故後のテレビCMや当時の放送番組を思い出してください。

当時、『何しろ国民を元気付けよう』を主とする広告が結構頻繁にあった気がします。新製品やサービスがどうしてもこの場に及んでなお金儲けとして映り余りに露骨で、企業側の配慮からやや訴求効果を削いだ感はあったように感じます。それとACのコマーシャルも目立ちました。一時期企業の広告枠が相当に空いたため急遽差し込まれた部分です。

それだけ広告量が減っていた訳で、ストックフォトの使途の限界をも暗示していたように思います。あれから7年経ちストックフォトは現にこの有様です。戦争が起こればそこは似たケースで再び覚悟しなければならないのでしょう。さてそれでは今のこの時点で何を準備するのがベストなのか、その人なりの感性や捉え方はあるでしょうが実は簡単です。

感受性に訴える『暖かい』『優しい』『頼もしい』『力強い』『希望』『前向き』『右肩上がり』などポジティブイメージ、その真逆に辛さを受け入れるキーワードとして『寂しい』『独り(ひとつ)』『悲しい』『不安』『低迷』『絶望』などが挙げられます。もしもあなたが『花』の写真が好きであれば、漠然とただ綺麗に捉えるのではなく人の感情を映したような思い切った表現を試みる事です。

ファインダーを覗くとついつい目の前の物質的な形や色彩にあんに捉われ過ぎてしまう傾向の人は多いと思いますが、そこを「どう当事者に伝わる感情表現ができるか」に気持ちを切り替えて引いて眺める事でまた違った新鮮なニュアンスを捕まえられるかも知れませんし、それが結果的によく売れる素材に成り得るのです。

有事はもうそこまで来ています。作品の預け入れ先の選別もさる事ながら自身の生き残りのために一枚でも多くの適時適切な素材を制作しておこうではありませんか。


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プロフィール

デジ画職人のいっつぁん

Author:デジ画職人のいっつぁん
フリーの3DCGイラストレーター兼プロ写真家です。今のところ殆ど無名ですが、家族共々どうにか食っていけてます。仕事は主にストックフォトで2009年より動画素材も手掛けてまさに三足のワラジと言ったところです。

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