広告素材のバロメーター!デジ画の日々 これは使える!直リン画像素材 #042『ストックフォトテクニック』

これは使える!直リン画像素材 #042『ストックフォトテクニック』

野鳥の卵の殻

今回ご紹介する『これは使える!』シリーズの第42回目は、去る10月5日に正式発表&代理店経由での販売も始めました写真素材の最新作『面影・KAKERA』より道端に落ちて割れ残る野鳥の卵の殻です。どんな鳥の卵だったのかちょっと調べてみたのですがどうもはっきりしません。多分ですがこの周辺に多く生息するツバメかセキレイ、もしくはヒヨドリ辺りが見た目近いように思われます。

例え同じ種であっても住む場所の環境によっては野生特有の保護色に違いがあり幾分かは模様に変化も出てくると聞きます。あとの詳細につきましては必要であれば専門家に委ねるとしまして、まあこんな画像如きに科学的な見識までは特に必要ないと思いますので先に進みます。

実際こんな間近で直径わずか2センチ足らずの単なる割れた卵に思いをはせる時、撮影した私としてはどこか別次元に思いは飛んでいます。撮るアングルや焦点距離、ボケ感などはそこに気持ちが至る重要なファクターと思っていてそれは同時に同画像を観る側にも言えます。毎回当ブログでお話ししています通り『心情の共有』こそがそこに強い生命力を宿らせると思っています。

様々な過去が存在し考え方は人それぞれであり、その人の思いの先を一応に伺え知ることは出来ません。だからこそ多くの想像が働きその思いはまさに無限大なのです。ふと去来する『心情の共有』からハッとさせる何か大切な記憶が辿る『心の旅』のお手伝いができる事は撮影者の私自身にとってのこの上ない喜びでもあります。

この表現を仮に一つの個性と呼ぶならば、それら全ては私の脳の働きから来る視点が作り得た形の結晶と言えるでしょうか。そのような観点からこの『面影』全三部作を深く吟味していただければ幸いです。

→DEGIGA.JPサイトにて『面影三部作』をチェックしてみる。



ここでストックフォトテクニックについて語りたいと思います。いつものように中身はそう大した事ではないので流し読み程度で結構ですが出来れば参考にしてみてください。

実は私の撮る(作る)ストックフォト素材の多くがそれほどそんなジャンルの使用にそぐわないように思われます。上述の画像もそうですが、購入者からは目的が曖昧で「さてどう活用しようか」すらもきっと想像してもらえない可能性があります。ストックフォトのどこの販売代理店を覗いても据えるメイン素材は明らかに明確にその方向性が示されています。

例えば人物ですが、人種様々に子供から高齢者までこれでもかと言うくらいにあらゆるシチュエーションが用意されどれもが実に明るく幸福感に溢れた描写トーンを漂わせます。時に陰湿な方向性もありながらそれでもその内容は深く具体的にその用途は分かり易く表現され見て一発購入に至るケースもあるでしょう。

それはライフイメージ全体に言える事で、要は人々の暮らしに密着した視点が常に意識されているという事です。企業が自社の商品やサービスを訴えたい時、そこは紛れもない消費者との身近な距離感であり購入に導く最良の手段(導線のひとつ)と言えるでしょうか。合わせてそんな画像(動画)素材の全てにはこごちいい『言葉』が存在している事が分かります。

「頑張るぞ!」「嬉しい」「ありがとう」「幸せだな」「大丈夫さ」「美味しそう」「気持ちいいな」色々ありますが、それぞれには所謂『魔法の言葉』が確実に結びついているのです。その言葉を如何に見て分かり易くまたより質の高いプラスイメージとして形に出来るかが勝負の分かれ目で、自らスタジオを持ちモデルや調理器具、インテリア等々お金を掛けてふんだんに使える会社組織にこのところはやや軍配が上がっているようにみえます。

スタッフのメンバーの大部分が専門の知識と経験を兼ね備え、大量の所見から現代的なモチーフを持ち寄ってより最適な仕上げを目指す力量とその総合力で来られれば個人作家に到底勝ち目はありません。が、それなりに隙間は存在します。取り敢えずできる範囲で似た事をやればいいのです。似た事といっても同様に高いギャラを支払う環境作りではなく、結果その方向に近ければいいのです。

「幸せだな〜」をテーマにした場合、それが誰もが思える画像(動画)になっていればいいのです。「のどかだな〜」でもいいでしょう。この辺ならば比較的手身近な場所に結構それなりの風景や情景が存在すると思いませんか?そこを如何に上品に『若者※』受けするようなタッチで捉えられるか、もちろん文字スペースなども考慮して構図決定するのも大切です。

※テレビCMを見て分かるように概ねこれからのメインターゲットは次の時代を作る『若者』になります。

あからさまにワザとらしく間をとるのではなくそこは光のニュアンスであったり影の入り方分量であったり、また主役を敢えてややフレームアウトさせるくらいが目を引くかも知れません。人が不意に遭遇したかのような『瞬間』にこそ味が出るというもの。平凡でただ綺麗な風景だったものに意味する『言葉』を持たせる、これらを踏まえて被写体に向かえばまた違った新たな視点を捕まえられる筈です。

「どうして俺の写真は売れないんだろう」と絶えずお悩みのストックフォト作家さん、かっこいい?渋い暗いは一先ず忘れて何はともあれまずは『明るい』『さわやか』路線に拘ってチャレンジしてはどうでしょうか。

強さの秘密とは、セオリーを越えた先の最後は視点とセンス。


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プロフィール

デジ画職人のいっつぁん

Author:デジ画職人のいっつぁん
フリーの3DCGイラストレーター兼プロ写真家です。今のところ殆ど無名ですが、家族共々どうにか食っていけてます。仕事は主にストックフォトで2009年より動画素材も手掛けてまさに三足のワラジと言ったところです。

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