暗澹たる日本の行末

暗雲b

最近の巷は事故や犯罪、不祥事等々がやけに、それも集中して多発しているように感じるのは私だけでしょうか。先日も若手俳優の小出恵介が法律上未成年である17歳の女子高生と淫行に及んで話題になっているようですが、しかし今回の騒動ではその後金銭の要求が被害者側から直後発せられており初めから仕組まれた脅迫事件めいた流れにも見えます。その女子高生の背後にはおおよそ怪しい輩が居て絶えず金儲けの獲物を探していると私はそう睨んでいます。

そもそも真夜中に未成年が平然と飲み屋を出入りし、それも酒をかっくらっている事自体これは法律違反であり別件でしょっ引ける事案です。確かに未成年との淫行行為は重大な過失であり裁かれてしかるべきですが、裏でどうあれこのまま捜査が打ち切られるとすれば非常に残念な気もします。

飲酒運転もそうです。ネットやテレビ報道を見るにつけほぼ毎日驚くほどに日本各地で頻発している事が伺えます。比較的多いのがひき逃げです。飲酒を悟られると後でえらい目にあうと思うのでしょう。一旦逃げて後に現場に現れるとか署に出頭するなどアルコール度数が検知以下になるのを見越して自首するケースは、ひき逃げ犯への重罰を据えた道交法改正後も絶え間なく繰り返されており、酒気帯びと飲酒運転はむしろ増え続けているようにも感じました。

電話詐欺、金塊泥棒、コンビニ強盗、ヤクザの分裂、麻薬取引と吸引、止まぬパワハラ、いじめ、通り魔に痴漢、放火、猟奇殺人等々ある一部の特定の国民とはいえその腐敗ぶりは目に余ります。国内の情勢不安というよりは格差社会が充満する中でお金にとりつかれた輩の胆略的かつ身勝手な『甘え心』がその所存と考えられます。

このところの腐敗は庶民だけの現象ではありません。

不祥事がらみの事案として最近話題が絶えないのが『原発』『豊洲』と特にご存知『森友』『加計学園』問題ですが、官僚や与党勢の度を越す抵抗感から察するに、ほぼ上からの忖度はあったのだろうと推測できます。特に文科省で配られたであろう文章の公表をしない理由は、これがはっきり表沙汰になれば関わった官僚ポストをことごとく失う関係者が出てくる事と忖度を半ば強要した安倍総理の言動も明るみに出て失脚もあり得るからです。自民党としては勿論次期選挙への影響をできる限り避けたい筈です。

先日ある記事を拝読した中にナチスドイツがかつて第二次世界大戦中に行ったユダヤ人に対する差別と拘留そして大虐殺にまで至ったホロコーストがあります。戦後精神医師ら学者陣が人間の心理状態を測る実証実験を行い検証の結果、それが明らかな反社会的行動であったとしてもある時点から自然と洗脳とも取れる服従心が芽生えためらう事なく実行してしまうという、そんな記事内容でした。

よく言われる集団心理が多くの場合でそうさせてしまうそうですが、また偽りの権威を身につけた権力者の思想や自らが抱える心理的恐怖心が半ば強引に政策転換への無理難題を側近幹部に言いつけそれを実行足らしめるケースも書かれてありました。安倍首相のアイデンティティーの深部までは測り兼ねますが、既に与党幹部の事ある死守発言を耳にする中でそれを強く不安視している国民はきっと多い事でしょう。

問題はこのような混乱にあってもなお安倍首相の支持率が上昇している事です。上記の洗脳服従の匂いが既に色濃く漂います。あの忌まわしい『共謀罪』も然り、他国で連発するIS武装組織のテロをはじめ中国や北朝鮮、ないしは韓国でさえいつ何時有事の引き金を引くかという切迫する危機感がそうさせているのか、それともこれを機会と見て首相一個人が夢見る革命にも似た改革思想の現れなのか何れにしても不安は増すばかりです。一つ間違えれば再び国内に強制徴用を良しとする軍国主義がはびこり動乱の陰で創設された秘密警察組織によって無防備な反体制派勢力をことごとく抹殺しかねないゾッとする未来が容易に想像出来ます。

もう誰一人逆らう事はままならず、いずれは数百万人という国民を平気で犠牲にできる戦争へと向かわせるのです。時のトップでさえ下手な事を口にすれば暗殺されるやも知れないそんな恐怖政治が訪れないよう国民一人一人が日本の今と未来の有り様を俯瞰し監視し操られず時に反旗も辞さない姿勢は維持していきたいものです。

暗雲【画像】:日本の現状を見透かすかのように重く垂れ込む不吉な雲。


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