コンテンツ産業の厳しい現実 - ストックフォト2013

コンテンツ産業の厳しい現実

今朝の読売新聞朝刊の一面に「アニメ大国年収110万円」という見出しがありました。クールジャパンで売ってきた物づくりの国日本に於いて、今や世界のトップにも君臨している注目のアニメやコミックが挙げられるでしょうか、しかしながらその根幹にも当たるキャラクターコンテンツ制作の現場で働く若者の待遇はあまりにも悲惨です。

同じ作業の繰り返しの中で制作者一人一人の技術の向上は図られないまま常に過酷な労働を強いられているといいます。こんな状況では未来の担い手が育たないばかりか、このまま放置されれば近い将来日本のコンテンツ産業は衰退の一途を辿り崩壊してくと思われます。

今秋から本格始動を予定している安倍政権が掲げる国内コンテンツの世界進出推進計画によって作り手の雇用の改善が早期に図られる事を期待したいところです。

残念ながら懸念材料もまた多く、各コンテンツいわゆる著作物がデジタルソースであるが故に違法コピーが後を絶たない状態から、著作権侵害など数千億円に上る甚大な被害により権利の維持が著しく阻害され、雇用環境の安定と成長をことごとく阻んでいます。

それとは別に、元々デジタルコンテンツというのは例え合法であってもコピー商品として広く流通する宿命であり、その価値が徐々に低下していく事から価格帯の維持が実に困難な商品ともいえます。

私のストックフォトの現状も間違いなくそれに合致している訳で、決して他人事ではありません。個性個性と連呼したところで所詮短期単発で終わる素材を、懲りもせず作り続けているというジレンマを常に抱えています。

元気出せ、自分!


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