広告素材のバロメーター!デジ画の日々 ホンダ新型車の続けざま発表に違和感

ホンダ新型車の続けざま発表に違和感

ここ最近、消費税増税8パーセントの影響でしょうか、あらゆる業界で値上げラッシュが盛んになっています。殆どの案件で消費者への転嫁が目立ちます。いわゆるこれがそもそもの生活格差の引こがねになっていると思いますし、値が上がれば当然負担が大きくなるので大概の場合生活費にある程度ゆとりがある環境の方々に購買層はシフトしていくのだろうと考えます。

そうなれば、まずメーカーはその周辺層にターゲットを絞って商品開発をはじめる訳で、広告もより高級かつ高性能で高付加価値を謳います。勿論価格はそれまでを遥かに上回る価格帯へと移行してしまい、購買費用に余裕がない中間層以下あたりに位置する方々は、止むなくその下のランクにせざるを得ない事になります。私もその1人ですが、するとどうでしょう。

いつの間にかジャンルもさることながら選択枠も自ずと拡大していきます。まあここまではどうって事のないごく当たり前な話ではありますが、先日テレビCMを見ていてふと思った事がありました。あの自動車メーカーのホンダのコマーシャルです。ジェイドというネーミングの新車を近々発売するという予告CMです。

honda_jade

大人数が乗車可能な面長なスタイリングで、例えばトヨタのウィッシュやプリウスアルファ辺りを意識して設計した感があります。ハイブリット搭載車もラインナップされ、その直前に発売されたグレイスセダンを後ろに伸ばしたような形状でジャンルとしてはファミリーユース的な立ち位置かなと推察しています。

もう相当前から細かなマイナーチェンジを繰り返して来たあのストリームのフルモデルチェンジという事で登場したジェイドですが、最近のホンダのセールス手法に若干の違和感を感じています。確かにここしばらくはフィット3のギアチェンジのプログラムミスやタカタ製エアバックの不具合によるリコール連発で大変な目に遭っている事もあって会社としてはそのマイナス分を一気に取り戻そうという目論みなのでしょう。

その弊害でしょうか、如何せん各車両の発売タイミング時期が余りにも切迫していて、本来じっくりと車選びをして品定めしたいターゲットユーザー(ホンダ車の購入希望ユーザー)を蔑ろにしているように思えてなりません。

まずNボックスですが、カスタムの同時発売はいいとしてその後にプラスやNワン、Nワゴン、Nスラッシュ3タイプ同時発売など、ユーザーにしてみれば車種を決めたはいいがすぐその後に魅力的な車が次から次へと登場してくるので、愕然とした人も多いのではないでしょうか。下取りには余計な費用もかかりますし、その次が出るかも知れないという不安から結局躊躇し殆どの方は諦めてしまうのです。

今回のジェイドで言えばその前のグレイスを決めて納車1週間前にこの広告を見た人の中には「何?こっちの方がいいじゃん、出るならそう云ってくれよ。」となります。ディーラーも下請けですから、1台でも多くの台数を契約させて業績アップを狙いたい訳なので仮にお客がそれとなく尋ねてもごまかかすような口ぶりだったりもします。(経験者)

ネットでいち早く情報を入手出来る方はさて置き、情報に疎いやや裕福な中年(シニア層)などはそこまで徹底しているとは思えませんので営業トークに上手い具合に乗せられてしまう羽目になるのです。お客もある程度の目論みで車を見に来ているが故にショールームではそれ以外に疑問を抱かないのも事実で、営業サイドに文句をつけたい訳ではありませんが何とも歯がゆい限りです。

だったら同時に発表出来ないもんなのかと思う訳です。そうすれば購買予定のユーザーはその中から今必要な自分らにとって使い勝手のよい理想の車種を選択するだけですし勿論消化不良的な不満も一気に解消されます。他のメーカーでは価格帯や内容の近い車種をほぼ同時に出す事は稀で、軽自動車と普通乗用車であったりSUV車、ワンボックスなど組み合わせを大幅に変えてくるものです。なのでユーザーは迷う事なくお目当ての車にたどり着き易いのです。

ホンダのこの戦略が功を奏して売り上げ向上に寄与しているのかも知れず、ごく一般的な営業策の一つだとは思いますが、正直オデッセーはいつの間にか300万円クラスの高級車となり、ステップワゴンやフリードは250万円台とややお高めの値上げ基調、フィットもハイブリットとなると途端に200万円台に跳ね上がります。

フィットと言えば大衆車の代表ですが、増税8パーセントを機にじわじわと売値が上がっていく事に寂しささえ感じます。最下車種ではオプション設定も多くそれなりに組むと結構な値段になるので、仕様がなくそのちょっと上のタイプにせざるを得ない全く持って自動車とはお金を吐かせる不思議な高額商品です。

内容が逸れましたが、ユーザーサイドから言わせてもらえば、まず同じようなジャンルならば同時発表にして、違った価格帯やタイプならば短期発表でもOKでしょう。同時が無理であれば途中にジャンル外をはめ込んで、せめて半年は間を空けた方がいいのかなと思います。

でも他社だって同時期に似たような車で攻めてくる訳だから、対抗策という観点からすれば色々厳しいのかもな。

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プロフィール

デジ画職人のいっつぁん

Author:デジ画職人のいっつぁん
フリーの3DCGイラストレーター兼プロ写真家です。今のところ殆ど無名ですが、家族共々どうにか食っていけてます。仕事は主にストックフォトで2009年より動画素材も手掛けてまさに三足のワラジと言ったところです。

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