ストックフォト素材 “最新作予告”

新作予告の第一弾

地域によってもはや40度越えが常態化し日々命の危険が叫ばれる異常な酷暑に見舞われる最中、そこへ今度は意表をついて逆走する台風12号の襲来が重なって今まさに日本列島は前代未聞の自然災害の真っ只中にあります。気象専門家の予測では今後その極端な気象変化が更に顕著化しより巨大勢力を帯びた台風が何度となく我が国に襲いかかる可能性があるとここ数日盛んに警鐘を鳴らし続けています。

特に今回の台風のコースに伴ってエリアを隔てる中央アルプスの山岳を境に北陸側に乾いた空気が流れ込み広い範囲でフェーン現象をもたらすらしく、昼夜を問わずかなりの高温状態に晒され兼ねないと聞きます。豪雨然り、過去200年余り遡ってもかつて経験しない容赦ない自然の猛威がここに及んで急変し常態化する事は政治・経済活動に於いても先が案じられる際立った懸念材料といえるでしょうか。

さてそんな人知を超えた自然のなせる負の力ですが、そうは言っても時に素晴らしく感動的な表情を演出してくれる事の方がきっと多い筈です。日本という国には言わずと知れた『四季』が存在します。それぞれの季節には何とも言えぬ風情があり、またその移り変わりと共に長い年月を経るにつれ独特の文化が形成されそれは現在もしっかりと受け継がれています。

心の原風景とも称されるいわゆる『絶景』はそれを眺める人々に大いなる癒しを与えてくれます。むしろ気象変化の著しい朝夕などに起こりうる幻想的な眺めはそれこそ現地に赴くまでもなく身近にある写真集や新聞記事、最近ではネット検索で容易にそのあらましを知り得る事も出来ると思います。

今回の甚大な悲劇から自然の恐ろしさばかりが連日クローズアップされまた翻弄され各メディアで必要以上の煽りしきりですが、それでもすべてを許し観る者を包み込む偉大なる自然が垣間見せる壮大な美しさを我々は決して拒絶する事はないでしょう。

今回の予告では上掲画像でのみご想像いただくとして現時点ですべてを語る事は控えたいと思います。実は一部の代理店さんで販売ページへの公開作業が遅れている事情もあり、概ね来月上旬には各社出揃うのではないかという憶測のもと、その流れに沿いつつ当DEGIGA.JPサイト掲載への準備を粛々と進めている状況です。という訳で次回予告第二弾も是非ご期待ください。

※画像中のコピーはどちらも作品タイトル名ではありません。




ストックフォト講座『より伝わるコンセプトで勝ち抜け!』

CG素材の使用事例:あるじゃん『ALL About マネー)記事より
CG素材の使用事例:あるじゃん(ALL About マネー)記事より


生意気にも『講座』と銘打った今回の投稿内容ですが、ガンガン売れてる作家が言うならまだしも大した実績も上げられていない私ごときですが何卒お許しください。

より掘り下げて解説します>
さて実に『講座』と言ってもこれまでに何度となくそれなりにストックフォトで売り上げアップ「こんな工夫はいかが?」的な記事を書いてきたと思います。そのひとつと思っていただければ幸いですが、具体的な戦略として迫るのはそれほど多くありません。どうしてか、それは自らの敵を増やしかねない危険性をはらむからです。

今のストックフォト業界を思うに作品をタダ同然で集め結局利益が安定しているのは販売代理店サイドであって時代の変化とともに苦しめられるのは決まって預け入れ側(作品制作者本人)という残酷な現状であり、またその改善の兆しも一向に聞こえてきません。より早くより安くをモットーに勿論お客様あっての物種なのでどんな業態でも食うためには仕方ありませんが、作る側とそれを集めて売る側そして買う側更に最終利用者側ともっと上手い具合にバランスが取れて欲しいものです。

そんな酷な流通に文句を言いつつそれでも個人でやれる対策がない訳ではありません。きっと皆さんもそれとなく制作に伴って絶えず場の空気を感じながら改良を加えていると思われます。その一助となれば幸いですが、今タイトルの『伝わるコンセプト』という概念はお持ちでしょうか?これは言わずもがな写真撮影でもCG制作どちらにも言える事です。

実写の場合で言うなら何か気になる被写体に対してレンズを引っ換え取っ替えしアングルを色々と試行錯誤して捉えてみたところでそれが本位として利用者が真に求める内容(絵)になっているのか、まずは自らがそこに疑問を抱く事が売れる要素見極めの重要なポイントと言えるでしょうか。どこかの写真雑誌を眺めて「こんな風に撮りたい」が先行し闇雲に追いかけてもいい結果は出難いものです。

ストックフォト素材の三大要素とは>
ストックフォトはあくまで素材ですのでそこに徹するとすれば⓵如何に使い勝手がいいか、⓶一目でその目的が可視化されているか、⓷素材自体が魅力的か、に掛かってくると私は考えます。これは売れるためのストックフォト素材『三大要素』と言っても決して過言ではありません。

上掲画像を改めてご覧ください。先日スマホでググっている際偶然見つけた自らが制作したCG素材ですが、こちらは近作『BACKBONE(バックボーン)』中の上昇イメージの矢印作品です。さてこの画像素材は何が良くて最終的に購入に繋がったと思われますか?単純な話、つまりは使用目的が金融アナリスティック系情報関連であったからです。矢印は方向を表す実に分かりやすい記号といえますし下向きならマイナスイメージ、右ないしはやや右上がりであれば時間軸に沿った上昇機運をイメージさせるでしょうか。

分かりやすさと独自性について>
ただこの程度の画像は結構な作家さんが既に多くを制作し且つ売り場のフォームに『矢印』『上昇』と検索を入れさえすればこれでもかという物量で出てくる筈です。それでも何故この画像なのかと言いますと、あくまで私の想像ですがあたかも『写真的』だったからではないかです。一般にCGというと完全パンフォーカス(手前から奥までジャストピント)で表現される場合が殆どで肌触りが何処となく冷たく空間に於ける写真的空気感が出辛いものです。

しかしながら今回のこの素材はあたかもカメラで捉えたかのような焦点の浅いボケ感が存在し全体にふんわりとした温かみさえ感じ取れます。購入の際差別化されたその辺りに興味を惹かれたのかも知れませんが、あとはダーク調色合い、横位置であったこと等が決定判断に至ったと深読みもしてみました。

CG画像生成時に写真的なムードを醸すというのは結構大変で一つ作るのに通常(パンフォーカスタイプ)に比べて数倍の時間を要します。写真であればバリエーションを含めても大抵はワンカット数分もあれば完結するでしょうが、マシンの性能や生成時の複雑さ如何では更に多くの時間を要してしまう時もありますので謂わばある種売り場で見当たらない希少価値も同時に購入していただいと思えるのです。

需要を見極めてこそ>
やや横道に逸れた感はありますが、売れるための『コンセプト』を再度振り返ってみましょう。売れる売れないの境界線は『需要』が有るか無いかに絞られます。今何が活況で、どういったビジネスが今後も含め注目されていくのか、その背景となる絵柄に相応しい『コンセプト』をどう探り表現に繋げていくのか。兎に角お気に入りの高級カメラは一旦肩から下ろしてこれまで辿ってきた過去を振り返り何が売れて売れなかったかを今一度再考してみて、場合によって今の分野から一旦距離を取るなど今後するべき事に思い切った割り切りが必要になるかも知れません。

このストックフォト素材分野で売れるためにはやはり商品をPRするメリット即ちそこに関わる企業の思う『コンセプト』の分かりやすさが重要でありそこは欠かせない要素に他ならないのです。『ニッチ』商法をご存知でしょうか。今はその逆の『コモディティー社会』と言われておりほぼ同じ商品やサービスが巷に蔓延してそんな商材に興味が喚起されず売れ難いとされます。

そこは『ニッチ』というライバルの少ない特異な商品を求めているという世間が発するサインと解釈もできます。『コンセプト』を際立たせる秘策を自分のものとして昇華させる事がより人気の素材に結びつき、それこそが今求められる貴重なストックフォト素材になり得ると私は考えます。

→DEGIGA.JPサイトでタイトル『BACKBONE』素材をチェックしてみる。



地球滅亡の序曲か

灼熱地球

今日から数日間、日本全土を灼熱地獄が襲う。気象庁の予報では内陸地域を中心に40度を超える場合があると警鐘を鳴らしている。上空の大気が異常な形で温められる事でそれに伴って真下に位置する地上がその影響をもろに受けるという。確か高度1500メートル付近が21度あると地上は35度、同24度で40度に達するというデータがあるらしい。

もはや砂漠地帯にも匹敵する高温という訳だ。過去これを世界の民は異常気象の一時の稀な現象と受け流してきたが、ここ数年の記録を見てもその発生の確率やペースなど著しく変化の度合いは高まっている。最近よく思う事に「ここは火星かどこかの別の惑星ではないか」だ。先日の西日本豪雨災害然り頻発地震然りだ。最近富に起こる屋根をも吹き飛ばす突風や大型の竜巻などは日本国内では滅多に起こるものではなく私が若かりし昭和の頃に遡って大騒ぎしたという記憶がない。

本当ここ数年で何かが急変したとしか言いようがないほどの不気味な前触れを感じざるを得ないというのが率直な今の気分なのです。温暖化で極地の氷が解けただの、中国など新興国や途上国内の急速な産業発展を受けて過剰なCO2の排出が原因だのと各所でそれなりの専門家が口々にその推論を巡らすコメントを聞く。ただ政府として何処ぞへ大きく舵を切る気配は表立って見受けられないのが現状。

●太陽フレアの恐怖『 THE DOWN 』"人類史上最大の試練がやってくる”→過去投稿はこちら

何よりも産業の推進が一番であって兎に角お金を生まない事には税金の徴収はままならないしそもそもモノを作らないと利益にならず従業員に給料が払えないどころか消費も落ち込んで教育福祉全般に国の運営自体が成り立たなくなってしまう訳でこれ以上後世にその負債を負わせる事はままならず批判をよそにつまりは『徐々に』が今やれる精一杯なのでしょう。

となれば出たとこ勝負、その都度の些細な対応意識で済ませ続けるなら事の土壇場で手遅れになるのは必至です。今後どれほどの明瞭な施策があると言うのでしょう。例えテクノロジーの力で近い将来ある程度気象を制御できたとしても大気の急変を地球全体と考えればあまりに規模が桁違いすぎる訳で、今の人類の英知をもってしても到底叶わない厄介な相手と思われます。砂漠化したエジプトや荒野が無尽に広がる中東地域を始めアフリカの草原や南極はかつて広大な森林で覆われていたと言われます。

あまりに昔の出来事でありまたその移り変わりもゆっくりペースであり今を生きる現代人からすればピンと来ない事かも知れませんが確実に地球は変化し続けている証がそこにあります。かつて大陸を数億年に渡って謳歌した恐竜が短期間で死滅した最たる原因を巨大な隕石衝突説で説明している学者が大半だと聞きますが、同様にこのところ頻発する世界規模的気象の極端な変質はこの地球が新たな環境へと大規模変換するいわば人類にとって差し迫る不都合な兆候とも捉えられるのです。

一線を越えるか否かに注目を集めた先の米朝レッドラインなどでもお馴染みのそのボーダーラインを我々人類は今まさに跨いでいる最中と私は考えます。そんな時期に重なるように既存の資本主義なる世界経済が混乱を来たしており、トランプアメリカ大統領の言う『アメリカファースト』から始まった自国の保護主義政策が経済大国ナンバー2の中国との間で突如貿易戦争が勃発。EU諸国の連携不和や移民受け入れなどの齟齬、貧富の格差拡大はとどまる事なく更に状況は深刻化している様相です。

ある人はいずれ第三次世界大戦に突入してしまうと危機感を募らせ、また富裕層の中には時が来れば全財産を抱えて国外退去も辞さない構えが見て取れます。気象が不安定になればなるほど人の情緒も不安定化してくる同調の一つの表れなのかも知れません。殺人的高温が明日以降各所で観測されます。皆さん、どうかご無事で。


代理店が欲しがるネタとユーザー思考

タイトル:ELEMENTS EX PROJECTからの抜粋


一週間ぶりのご無沙汰です。前回は『既存ストックフォトの打開策』についてより具体的なマクロ視点で迫ってみましたが如何だったでしょうか。確かにこんなご時世ですからユーザー思考はより様々てんでんばらばらであり何か一つが大当たりするという可能性は皆無に等しい訳です。

なので今以上に価値あるネタを絞り込んで集中してその周辺を徹底的に確率重視で攻めてみるとか、代理店関係者との結びつきを強化してみたりと、できる事考えついた事をそれなりに試行錯誤を繰り返しつつあらゆる方向性を以って実験していく以外後にその積み重ねがプラスに転じる策などそう簡単には見出せるものではないでしょう。

ところでどの代理店でもそうですが、契約作家さんに定期不定期に関わらずちょっとしたアドバイスというのか、素材制作(撮影)のヒントというものを提供していると思います。例えば季節の様々な催事であるとか、風景のベストシーズンとその地域、今ウケそうなネタを所謂『伝授』してもらえる事は制作者にとってそれなりにありがたい事は確かでしょう。

しかしながら、これは以前から作家同士の間でよく言われている事ですが、そのようなネタの提供は実際に試してみると思いの外てんで売り上げのあてにはならないというのがもっぱらの定説らしいです。結局代理店側に立ってみれば分かる事ですが、つまり『今うちに無いもしくは不足していて他社に遅れをとっている、だから在庫をもっと増やしたい」と、まあここんとこが本音では無いでしょうか。

またある作家さんはこう言います。「桜とか富士山とか一杯有り過ぎるくらい有ってこれ以上在庫したく無いからむりやり別のテーマに振っているだけ」確かにそれも一理あると思います。アマもプロもほっとけばササッと撮れそうなものに集中しやすい訳なので、どうしてもある時期同様の素材がわんさか送られてくる傾向はあります。

代理店といえばもはや総合素材の集積地になり得ないと生き残れ無い状況でもあり他社を圧倒する在庫量に加えテーマとそのカテゴリーを豊富に用立てられる事が求められます。過去に廃業していった当時のそれなりの知名度を誇った多くの老舗代理店がバタバタ倒れていった背景に素材の量や種類の偏りに端を発しその物足りなさからユーザーの流れとして徐々に大手に一極集中していった。そこに畳掛けるようにマイクロ勢の安売り事業の怒涛の参入で事切れたと、大凡そんな感じなのかな?

作家さんもだから代理店の求める素材を素直にちょこちょこと撮り集めていたのではきっと上述のかつての老舗と同じ運命を辿る気もしています。日頃からお世話になって恩恵もまま享受する代理店さんに文句を言いたい訳ではありませんが、それじゃあお祭りを撮ったら売れますか?カレーライス撮ったら売れますかって話です。今更有名観光地の絶景撮ったってそれすら既に五万と有って正直要らないんです。

だって大手だとどこも在庫が一億点に迫る勢いな訳で無いものは無いくらい揃っていてあとどうしろと言うのでしょうか。結局何を預けてもその都度のタイミングで同じテーマをやっている作家同士て取り合って分散するのみなので一人が大いに稼げる時代はとっくに消滅、今更希望を抱く方がどうかしていると自身もほとほと呆れ返っています、いや失礼。

その代表格がマイクロストック作家と思っています。一点売れて25円、×100回で2,500円。各社に分散してその一部を一社独占で売っていたとしてもせいぜい月2〜3万程度がいいところ。それでもその作家さんはきっと売れてる方の口じゃないでしょうか。大方数千円とか預かりが少数なら数百円どまり。この現状で頑張って貯めて将来に花咲くなんてありっこしません。

『搾取』とは人聞きが悪いですが、一つのビジネスモデルを鑑みれば力の関係でどうしてもより利益を上げたい預かる側(代理店)の思惑で商売が成立します。それなりの自販システムを用立てさえできればあとはタダで勝手に作品が集まって好きな値段で売ればいい。たったそれだけ。アドバイスと称して時よりセミナー開いたりで「こんなのが売れま〜す、どんどん預けて」って言ってれば上等だよね。

そして今回の私の答え、「業界が求めるユーザー目線で考える素材制作がベター」です。第三者の思惑に囚われ無いひとつの確かな到達点を目指す事でそこに唯一無二の正解を導き出すヒントが豊富に隠れていると思ってください。あなただけの画期的な発見と表現方法がそこに息づくのです。そしてそれらの塊(かたまり)は「じわじわと売れてくるのです」きっと。



タイトル:ELEMENTS EX PROJECTから抜粋してみました。どうですかこの絵ズラ。代理店が具体的に「これ作って」なんて絶対言ってこないCG素材ですよ。作った本人だって出来上がるまでどうなるか分かんないんだから。でもある程度それなりに的(まと)は得ていそうでしょう?

→DEGIGA.JPサイトでタイトル:ELEMENTS EX PROJECTをチェックしてみる。


既存型ストックフォトの厳しい現状とその打開策について第二弾

タイトル『Yellow and Blue』よりひまわり画像


打開策をマクロ化>
本日より本格的な夏の入り口7月が始まりました。それにしてもここ関東一円はかつてない6月中の『梅雨明け宣言』もあり兎に角毎日が猛暑続きで気力も体力もはや限界というほどに嘆きの仕事現場もきっと多いのではないでしょうか。無理をせず水分補給も頻繁に何卒お身体お気遣いあられますようお祈り申し上げます。

さて今回のテーマですが、実は当タイトルは一昨年2016年11月28日このブログにて一度扱った内容でして『第二弾』とありますように執拗にその辺を更に掘り下げてみたいと敢えて再び取り上げてみました。前回では主にユーザーの購入の流れの変化からの私を含めた作家の厳しい現状を報告し且つその有効な打開策をあやふや程度でお伝えしていたかと思いますが、そこを今回は視点を変えてより具体性のあるマクロ的な観点でお話しできればと考えます。

何はともあれ正直今のストックフォト業界の現状は厳しいものになっています。マイクロストックの台頭とともにそのお客さんの流れは昨今の急速なウェブ環境への移行も手伝って極めて最悪な価格破壊へと舵を切っていますし国内老舗大手にしてこれ以上の有力な施策の手の打ちようもかなり限られつつあります。

更なるしわ寄せの不安>
そんな代理店側の立場を察すれば考えうる最後の手段として使うのが契約作家へのギャランティ比率の更なる引き下げになるでしょうか。現在は概ね売り値の3割が作家に入ってくる訳ですが、これを2割五分ないしは2割以下という具合に、いわゆる実績如何に応じたより厳しい(厳格な)支払い額が後に設定されていく可能性も否定できません。

そうなれば作家の逃げ場が完全に絶たれる訳で上述のマイクロ同様に「好きならやれば」的な冷酷な対応に甘んじる事になります。結局お客さん激減の弱小マーケット化をひた走るプレミアムストック代理店にとって売れない作家はお荷物お払い箱という訳で出来るなら短期で振り落としてしまいたい。と、投げ売り譲渡も辞さない経営資本の圧縮と過度なそのスリム化を狙って経営陣にそんな思惑があっても決しておかしくはない筈です。

きっと既に弱い部署を抹消し従業員に対する半ば強引な配置転換やリストラ、幾分かの降格減給等々が行われているのでしょう。という訳でそれではこんな無残な状況下に於いて我々作家側としてどうしたらこの先生き残っていけるのかを今年2018年版として改めて考察していこうと思います。

まずは確率で考えよ>
お客さんが少なくなれば売れる素材点数も減り尚且つ一点の売り上げも連動して低下していく事は既に皆さんもここしばらくの実績としてご経験されているかと思われますが、つまりは隆盛期の頃から同じテーマを担う作家さんの数はそのままでありそこに購入時の分散が顕著になるのは当然です。例えばお客一人居て同一内容の素材を作家Aが10点、Bが5点、Cが2点と預け入れしているならば当然確率として単純に作家Aがセレクトされる可能性は高いと思われます。

登場する検索ページの前後でも変わってくるでしょうが作家Aは他二人と比べて単に数が多いだけでなく内容バリエーションなどに概ね幅があるに違いありません。となればお客にとって選びがいも出てくる訳でそこで決まる事は大いに理にかなっています。1ベージに2〜3点出てくる人と飛び飛びで計2点の人では命中度のその格差は計り知れません。

ただ内容如何では作家Bの5点もそれなりに健闘し得る位置にあると思うので最後は攻め方次第になるかなとは思います。まあそれでも物理的にそれなりの物量はあって然るべきで売り上げを左右する有効なセオリーのひとつと思っていいのではないでしょうか。

売れるテーマに集中>
二つ目として言いたいのが、何はともあれやはり『売れそうなテーマに集中せよ!』です。マイクロストックさんの多くはモデル撮影専科の半ばプロフェッショナル(法人系)以外の人でいうと大概が趣味(お小遣い目当て)感覚と考えますが、そういう方たちの日頃狙う被写体というと行き当たりばったり型?で公園で花を撮ったり旅行の合間に風景をパチリ、ただでさえそれが季節に特化した桜や花火に限定だと売れる期間が初めから相当に狭まる事はもはや細かく言うまでもありません。

できれば一年を通して、それも多方面分野(業界)に売れて欲しい訳なので狙い目はより明確にして横道はほどほどにそこに大方集中する必要が出てくるでしょう。これまでの実績を振り返り客観的に『何が多く売れて何がダメか』はその都度定期的にチェックする事は重要です。またつまりは世間の『トレンド』を日頃から制作する作品のヒントとして常に意識反映されているかです。

既存の誰でもやりそうな有り触れたネタの量産を繰り返えしていては勿論突破口は見えてきません。今何が流行っているのか、今後どんな時代が来るのか等々をテレビを見たりネットを通じたりはたまた街のながら歩きから出来るだけ多くの情報を吸収する事で想像力思考力をフル回転させる、競合他者に打ち勝つためには頭を遊ばせている暇はないと思いましょう。

ダメもとコミュニケーションの重要性>
そしてこの打開策第二弾の最後になりますが、並行して行うべき必須項目として『代理店窓口担当者とのやりとり』は結構外せません。ご存知の通りその窓口担当者さんは決して素人のパートさんではありません。それなりの高学歴且つ専門を各所で学び謂わば作品選びのエキスパートであり、中には大手代理店に永く勤めそこで得られた時代変化に伴うユーザー動向に敏感で作品の良し悪しが大いに読める優れた人たちです。

そんなプロとコミュニケーションしない理由がありません。作品を預け入れるタイミングであるとか気になる案件などメール等で構わないのでその都度すかさず連絡を入れ何らかのアドバイスを受けるべきでしょう。合わせてこちらから提案としてサイトの改変時に合わせて自身にとってある種の有効な要求をしつこくならない程度に発してみるのも一考です。

いくら現場のプロとして市場に精通していても意外にある面で抜け落ちている妙案が隠れている場合があります。代理店側も正直次の一手に苦慮している訳で、ヒントは喉の奥から手が出るほど欲しているに違いなく時にそんなやや強引と思える要求が通ったりもするでしょう。他者作家さんと差をつけるこちらも一つの効果的な作戦と私は考えています。

視点を変えて今回は『個人で今出来ること』をテーマにマクロ域で呟いてみましたが如何だったでしょうか。この期に及んで業界の言い訳話をしても始まりません。そこを個人作家としてどう乗り切れるかが最も大事です。悩んでも悔やんでも誰も助けてはくれませんし、むしろ他者(ライバル)からすればメリット上自分と同じ場所から1日でも早く消えてほしい訳なので何としてもそこは踏ん張りどころです。身を引いたとして「そうかそうか」と言って慰めてもくれない非情の世界なのです。「イヒヒ、いいざま」ってなところで終わりでしょう。

私も結構大変な状況である事は否めませんが、今後も脱落しないよう貴方と共にいい夢に向かってその力をもう一絞りして踏ん張っていきます。

因みに、只今新作を公開準備中。乞うご期待!



正式に『夏』になった訳なのでタイトル:Yellow and Blue の抜粋よりひまわり画像をアップしてみました。以下リンクで詳細を是非ご覧ください。

→DEGIGA.JPサイトにてタイトル『Yellow and Blue』をチェックしてみる。


ご来場者

プロフィール

写真家・CGクリエーター:石関ハジメ

Author:写真家・CGクリエーター:石関ハジメ

◉仕事:
プレミアムストック画像・動画素材の制作全般

◉契約代理店:
アマナイメージズ
アフロ
イメージナビ、その他

◉ビジュアル素材の購入:
DEGIGA.JPサイトの各サンプル画像下部『直リンボタン』で主要代理店の販売ページ直通!

◉SNS:
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ストックフォト魂(YouTube)

◉アーカイブス&PRサイト:
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◉お問い合わせ:
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