『好きな事で生きていく』は幻想

インスタ投稿イメージ

リアルな現実を見つめよう>
今回のタイトル “『好きな事で生きていく』は幻想 ” ですが、正直皆さんの中で好きな事やって生活できている人が何人居るでしょうか。このタイトルって...はてどこかで以前聞いたような?そうです、かのYouTube動画で見かけたより多くの投稿会員を募る広告バナーに書かれた言葉です。

そんな画像バナーをクリックするとこれまでYouTubeの視聴数に貢献した今や日本を代表するであろう有名ユーチューバーたちがこぞってその栄えある到達までのストーリーをこれでもかと語り尽くす内容で、幼くも未来の人気ユーチューバーを志望して止まない視聴者にその可能性について多大なる影響を及ぼしたといえるでしょうか。

合わせて当時YouTube自らが主催するミュージシャン発掘オーディションなる企画も盛んに行われていて既にエントリー上位陣の数グループないしは個人のソングライターが登場し各々ライブを展開。そんな映像が彼ら彼女が奏でるこごちいいサウンドに乗せてPR盛んであったと記憶しています。

何れにしてもそこから読み取れる印象に大枠では『好きな事で生きていく』事の素晴らしさや喜び、そして誰にでもチャンスがあると言わんばかりの触れ込みを通して当YouTube事業の一役を担える人材発掘を謳っている訳です。広告収入をいかに増やせるかが経営の鉄則でしょうから広告(資金)集めは最重要項目も当然と言えばそうなりますが、しかし裏を返せばそんな集めた人材への恩恵や補償等は自ずと限られますし、就職もせずにそこに人生の全てを傾けて埋没して後にただならぬ後悔のドツボにハマってしまったという人もそれなりに居るに違いありません。

冷静に考えれば半ば遊びの一環で程なく食える人はほんの一握り。後から似たような事を企画実行してもすぐ廃れてしまいますし思ったような視聴数を稼げる筈もありません。一動画で稼いだ10,000アクセスでさえ高々数千円以下、いや一般に言われている額は確か視聴一回が0.2円、だとすれば2000円足らずなんでしょうから少なくても月単位で一動画5万とか10万PVは必要で、それを毎月十数回アップできるくらいでないと普通に生活できないと思います。

今ストックフォトで十分食えてる人居るの?>
夢を語るのは簡単でもそれを実現させるには頭を使って相当な努力とタイミングやら幸運に恵まれる必要はあるでしょう。ここで毎度お馴染みのストックフォト稼業と重ねてみると似た点が多い事に気づきます。まずギャランティは完全歩合制、それも総売り上げの30%が月締めで作者に入る仕組みといいますか、契約代理店にもよりますが概ね15〜専属50%辺りと思われます。

実はこの取り決めですが結構酷い訳です。IT系に多く見られる一事業者があこぎに独り占めする構図が垣間見えます。事のやり取りが大方アナログだった時代ではメーカー4割、問屋2割、流通2割、販売店2割と相場が決まっていました。ストックフォト業界も勿論同様の仕組みで動いていた時期がありましたが、インターネットでデータの受け渡しがスムーズになった途端この比率はアレヨアレヨという間に大きな逆転現象に陥ります。

つまりは力関係が顕著になったという事です。その当時まさに『好きな事で生きていく』だった専門カメラマンやイラストレーター等々作家陣が一人また一人と脱落していく始末。それでも双方の金額の見直しはされずにここまで来ました。代わりに手厚い保障が新たに加わった訳でもなく広告素材の根幹に位置する作家が絶えず事業存続の一部お荷物として常に槍玉に上がり結果苦しめられ続けている現状は今後も執拗に継続されるのでしょう。

もっぱら世間の中で好きな分野で心置きなく働けて生活できる人はまず居ません。大概が単なる慣れであり「そんなもん」程度に受け止めてそこで徐々に必要とされるキャリアが身について謂わば『いっぱしの職人』になっていくだけの事で、その仕事を心から愛して止まないかと問えば、ピンと来ない当事者が殆どではないか、私自身はそう考えます。

どう見てもおかしいでしょうこの格差>
兎に角も毎日の出費を鑑みれば働かない事には何も始まらない訳なので多くの国民は必死でそんな平凡な繰り返しの日々を送っています。今一番懸念している事に『収入格差』があります。全ての国民が平等に賃金支給されるというのは表向き理想かも知れません。ただそれでは隣国の社会主義や共産国家的にもなりかねず強権思想の独裁者が市場を牛耳る可能性もあり諸手で万歳は出来ませんが、せめて格差の是正を国としてもっと積極的に行えないものかと思っています。

大企業の社長重役面々、人気タレントや俳優歌手、スポーツ選手も然りそして法律で厚遇される政治家・官僚等々)特定の人物にこれでもかというほどの高額ギャラが提示される反面、需要供給をメインで司る一般国民には、事業形態にもよりますが最低賃金が時給800円弱なんてところも多く1日8時間働いても僅かに6000円台。この格差を見れば異常というしかありませんよね。
※我が国の国民への還元率は先進国で最低という統計もあるようです。

さて、そんな立場の方々がそもそも『好きな事で生きている』と思えますか?



ここに来てインスタかなり注目されてるらしい>
上掲画像は私がほぼ毎日画像投稿をしているInstagramのプロフィールページです。愛犬との散歩途中で捉えた身近でありながらどこか不思議な気分にさせる心象風景を捉えた画像をもっぱらの投稿テーマにしています。画像内には見ての通り短めのコピーも添えられ、より印象深い雰囲気を醸しているでしょうか。

コピーから読み取れる内容から思わず画像をクリックしてコメント欄を覗く人もいると思われますが、その際は合わせてフォローをよろしくお願いいたします。インスタページ『DEGIGA.IMAGES』に以下よりリンクします。

Instagramマイアカウント:DEGIGA.IMAGESのこれまでの投稿画像をチェックしてみる。
※Instagramの事前登録(個人アカウント取得)が必要です。



ストックフォトに於けるブランディングの重要性

背景アンソロジー4より抜粋

ご無沙汰してます>
ここ最近は当サイトDEGIGA.JP上の更新も一段落といった状況で、次期新作についてまだ語る段階でもない事からこちらのブログ『デジ画の日々』投稿のペースが低調になって恐縮です。いいネタでもあればそそくさと書いてはいるので何か気になるテーマに思い当たりましたら今後とも是非お読みいただければ幸いです。

勿論内容は相変わらず陳腐と思いますが何卒ご了承ください。


ブランディング戦略>
さて今回は『ストックフォトに於けるブランディングの重要性』を素人考えで生意気に語ってみたいと思いますが、ブランディングとは一言で言うなら『自己ブランドの売り込み』でしょうか。ユーザーである消費者にとって価値あるブランドとして認知を図り共感してもらい商品やサービス向上に努める、謂わばマーケティング戦略の一手法です。

ストックフォト業界でもそこは外せません。私が預け入れしている国内大手代理店のサイト表紙をパッと見しただけでも如何にブランディングを駆使しより多くの顧客にその自社ならではの他にない有効性をアピールしているかが分かります。

広告でしばしば聞くコピーに「どうして95%の女性がこの商品を選ぶのか」「専門家が認めた云々」有名タレントが「私も使って大満足」など、実際その文言が事実か否かで曖昧であるにも関わらず一方的に『断言』する事で半ば強引に興味を惹かせる手段です。言ってみればこれもよくあるブランディングの形かも知れません。

それではストックフォトでそこに作品を定期的に預け入れている作家(カメラマン)の立場で考えてみるとどうでしょうか。「私はとことんブランディングに精を出しています」なんて言う人はいると思いますか?多分殆どの方はそんな面倒な事に関わって行動しているとは思えません。ストックフォト作家の大部分が黒子の如く無名であり表舞台で何をアピールしようがそこに振り向いてファンになって名指しで購入してくれるような優良なユーザーなど存在しません。


売るためのノウハウ>
なので自己アピール(ブランディング)に意味などないと言われるでしょう。ただそれでも中には私のように(世間の評価としてはどうでもいい)自らのサイトを立ち上げて別途直販に力を注いでいる人も少なからず散見されますし、合わせて預け入れ先代理店の作家コーナーに名を連ねてそれでもしっかりPRされていたりもします。(=私もその一人)

そこはネタの中身次第であり預け入れの総量にも関係してきます。更により多くのオリジナル作品を預け入れしてもらっている場合はそうでない人に比べて優遇される場合も多々あると思っています。お分かりでしょうか。つまりはここにもさり気ないブランディングが存在する訳です。

やはり代理店の立場からすれば既に実績データが顕著で『売れそう』な作家さんは貴重な存在なのでむしろ積極的に表舞台に推挙したい考えが伺えます。確かに作家一個人の力では自身の売り上げを絶えず向上させていく手段は限られます。こんなご時世ですので低調に困窮される作家さんの数は尋常じゃない筈で中には完全撤退組も出ていると思われます。

これまである分野の専門家名手として君臨出来た期間が長ければ長いほど精神的プライド的技術的センス的に色々な悪条件も重なってその壮大なる方向転換に苦慮する人が大多数ではないでしょうか。そうこう思案している間に今や時代は大変革を遂げもはや後戻り出来ないまでに変わり果てています。

そう考えると新たなブランディング対策とその実行は急務と言えます。安かろう悪かろうレベルの作品はもう御用済みで二束三文、そのジャンルから如何に脱出できるかが今後一つの成功への鍵となり得ます。新たな価値の創出を探り当てられた者だけが生き残れるそんな過酷なストックフォト業界である事をより以上に自覚しつつ取り組むべきでしょう。

私はどうだって? 上述のブランディングとは言い難い気もしてますが、兎に角何処でもいいから当分は固定給貰える仕事との地道な兼業戦略でしのぎます。=格好悪





夏近い素朴な海辺の情景>
上掲画像は昨年7月のとある猛暑日、千葉県外川で撮影したカットです。古い家の木戸越しに生花?造花?がひしめいていて印象に残った一枚で、タイトル:背景アンソロジー4の収録画像になります。別テーマとして同時期に撮影されたタイトル:暮らしの情景 V・潮騒も宜しければご覧ください。詳細ページには以下より直接リンクできます。

→DEGIGA.JPサイトにてタイトル『背景アンソロジー4』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトにてタイトル『暮らしの情景 V・潮騒』をチェックする。



最近は『売れるストックフォト素材』がよく分からなくなった。

Afloトップページ

表紙で使われたぞ!>
上掲画像ですが、こちらはあの国内大手ストックフォト代理店の有名ブランド『Aflo』(アフロ)サイトのトップページで、先日イメージ画像の更新が行われその際に私のCG画像を今回チョイスして頂きました。赤枠の画像がそれです。

運がいいといいますか、あまり間を置かず年間を通して作品を納品している事の謂わば代償と言う結果なのかも知れませんが、そこはできる限り『優等生』で頑張り続ける事は重要ではないかと思っています。預け入れ点数もほぼ1万点到達という事もあるので、セレクト対象者の一人として優遇されているとすれば、それこそ誇りを感じます。

ただ残念なのはもうここ数年間売り上げが低調という事でしょうか。前々回のこのブログでも書きました通り生活が立ち行かない状況に瀕しているのは事実ですし、売れない原因も超安売り結構というような今の巷の成り行きを見れば理解もできます。が、一向にその解決策が出てこないのですねこれが。

狙いズレてないか?>
暇な空いた時間など時に各方面のストックフォト代理店サイトを覗きに行くのですが、その一つに上述のアフロさんと並んでベストスリーに入る国内ブランドに『イメージナビ』さんがあります。当ブログ閲覧者の中に私同様に預け入れしている方はいるでしょうか。

一度でもそのサイトトップページを訪れた方でしたら既にご存知と思いますが、縦スクロールして下方あたりに新たに契約した新人作家紹介パネルが確認できると思います。千差万別と言いますか、フード小物や人物、国内外風景画像等々「いかにも?」的な販売画像が見て取れます。

しかしどうでしょう。皆さんが見て、いやあくまで使う側としてみた場合率直に敢えてここで「売れそうに思えますか?」と問いたい訳です。確かにどれも個性豊かであり全体として綺麗に仕上がっているのはいいでしょう。それではさてその使い道は?なんです。どう見ても広告寄りではないような感じで、言って見れば趣味の領域の写真にしか見えない。

極彩色豊かな風景の連続にパッと見は素晴らしく感じられる訳ですが、それじゃあこれってどんな目的で利用してもらえるのか、撮影者であるご本人もその現場で本位としてそんな事を目論んで被写体にレンズを向けて狙っているのだろうか、そういう意味からすれば勘違いも甚だしいという印象しかありません。

100%売れないとは断言しませんが利用ジャンルも相当に限られる事から少なくともかなり厳しいだろうと想像します(預かり点数も極めて少ない)。このショットをものにするまでにどれだけ現場に通ったのかと思うとそのご苦労が他人事とは言え身に沁みてきます。

復活の兆しなし>
と偉そうに言ってはみるもこれって紛れもなくものの見事に私自身へのブーメランなんです。正直何が売れ筋でそのためにどう表現するべきか等々八方塞がり迷走状態であり未来を見通せない絶望感に苛まれ続けている、高く分厚い鉄の壁ならぬ非情な現実が頑然と立ちはだかったまま。まあそんな心境です。

自分ができ得る最善策の限界も知り、且つここしばらく続く好転の機運も乏しい市場動向を省みる中で、「今一度チャンスをください神様」と叫んでいる自分が虚しい。

ところで今ストックフォトで稼いでいるであろう貴方の現状はいかがですか?


ご来場者

プロフィール

写真家・CGクリエーター:石関ハジメ

Author:写真家・CGクリエーター:石関ハジメ

◉仕事:
プレミアムストック画像・動画素材の制作全般

◉契約代理店:
アマナイメージズ
アフロ
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◉ビジュアル素材の購入:
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◉SNS:
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ストックフォト魂(YouTube)

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