2015大晦日

とうとう2015年最後の日である大晦日を迎えました。今年も世間では国際的にも国内的にも様々な事件や災害、政府与党による集団的自衛権の強行採決、偽装に模倣、有名人もさる事ながら場所や案件もそれぞれに尊い多くの人命が失われたというのもまだ記憶に新しいところです。毎度の事ですが、今日午前0時をもって新たな年に移行する訳ですが、皆さんにおきましてはとにかく災難なく健康でいい年を迎えてほしいものです。

おかげさまでここ2ヶ月余り取り掛かって編集に精を出していたCG動画が晴れて先日、120点という目標の中どうにか完成の日の目を見る事ができました。あらかじめ簡素ながら絵コンテなるものを準備し制作途中にはその内容を再考しながらイメージを膨らませる訳です。中には最初絵と一緒に記述したビジュアル解説が不十分で完成図が全くイメージできないものがあって困った時期もありましたが、そこはその時々の臨機応変で上手く乗り切りました。

分かっていればきっとこんな出来倍ではなかったかも知れませんが、今となってみればそれはむしろ想像力を掻き立てる切っ掛けにもなったのでまあ良しとしましょう。こちらの製品タイトル名は既に決めたのですが、発表は製品の代理店売り場へのアップ完了日までのお楽しみという事で先送りしたいと思います。何れにせよその時は皆さんご存知のDEGIGA・JPサイトにも迅速に掲載しますので是非ご期待ください。

ところで、このブログでも何度かお伝えしております通り今年春フェイスブックを始めてかれこれ8ヶ月が経とうとしています。当初はこれまで制作及び撮影してきましたストックフォト画像からの抜粋を不定期に、その時々の社会情勢に照らして皮肉混じりの言葉も添えてアップしてきましたが、いいね!ボタン数から確かにそれなりの反響もあり好感は持ってもらったかと思うのですが、それ以上に何かある訳でもなくただ漠然と投稿していたという感じです。

8月に入ってすぐそんな投稿形式に意味を感じなくなり一旦画像のアップを中止していたのですが、先週辺りそんな画像投稿を再開する事にしました。今回は以前のストックフォト素材からではなくちょっとした身の回りで気になった被写体を毎朝日課になっている犬の散歩途中に出くわした何気ない風景に目を向けてみる事にしました。これならば画像にその都度わざわざコピー防止用のウォータマーク(透かし文字)を入れる事もありませんし、撮影もウェブ用に1280ピクセルの極小サイズで十分な訳なので、気兼ねなく適当に思いつきでシャッターが切れます。

郵便ポスト

歩いているとこれが結構絵になる被写体に出くわします。今回のポスト兼インターホンの画像などはまるで人の顔に見えてくると思うのですが、ここの家主は塞いだ挿入口のガムテープを何故に目のように加工?したのか。防犯対策の一環?湿気乾燥を繰り返して自然に捲れたか?それならば毎日運ばれる新聞や郵便物はどこに?想像を掻き立てます。おなじみの身近な散歩コースはまさにワンダーランドであり冒険に満ち溢れている事に改めて気付かされた次第です。

ただ、確かに一流に憧れる写真家志望の方や既にダイナミックな風景やグラビア等々美人モデル専科、大々的な広告に携わっておられるレベル意識の高いスーパースターも友達承認されている訳で、これを毎日見せられるそんな人の中には画像によってはあまりにも簡略的かつお粗末で不快に思う方も多いかも知れませんが、そこは私にもある程度の撮るだけの意義があるので、100とか200とかの多くの塊になった時にこそその答えがハッキリしてくるであろうと私自身も期待しています。

手付かずの山野(保護されているような大自然)は専門家(学者)に言わせると2000年のちもその多くが殆ど変わらない姿を止めるそうです。その反面人が暮らす世界は生活環境の具合などでその様相は実に著しく変化します。むしろその時代を明確に映し出す時間の軌跡と痕跡の宝庫であり、一見撮るに値しないような簡素な路傍であっても記録する価値は十分過ぎるほどあると感じました。

毎朝ただ気ままに犬と歩いているだけで必ずと言っていいほど足を止める場面に遭遇するのですが、最近は結構ハマっています。ご興味がありましたら私のフェイスブックアドレスをチェックしてください。取り敢えず全公開に設定してあるので友達申請なしにどなたでも閲覧可能かと思います。しばらく間を置いてまとめて閲覧するのもオススメかと。

https://www.facebook.com/degigasyokunin

それではみなさん!今年同様2016年も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
そして一足先に Happy New Year !!

DEGIGA.JPサイトが更新!

皆さんお待たせいたしました。

本日、DEGIGA・JPサイトがおよそ2ヶ月ぶりに更新いたしました。今回はCG画像素材の『BACKBONE』(バックボーン)の新登場に合わせまして、サイトオープン以来初めてとなりますRM画像素材を公開させて頂きました。まずは公開第一弾といたしまして直近で個人的には比較的人気の高い地球(立体世界地図)シリーズの中から20点を抜粋し『GLOBAL EARTH』(グローバルアース)と題して掲載しております。因みにこちらは別ページ(タブ)として開きます。

また、冒頭では30秒ほどタイトルビューに合わせて若干耳障り?な効果音が流れますが、SKIPボタンでスライドショー部分に飛ぶ事も出来ます。

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画像クリックでDEGIGA・JPサイトにジャンプします

RM特設サイトで公開しております各画像はメーンの大手代理店3社にすでに預入されておりまして、スライドショーの各ページ左下の代理店名をクリックする事で直接それぞれの販売ページにリンクします。ご購入の際はこちらをご利用ください。

当サイトではこれまでRF製品のみを公開してまいりましたが、やはりライツマネージメントされている素材についてもご要望はまだまだ多いと聞いており、つまりは販売時期や広報期間において競合他社等とのバッティングを避ける意味合いから、特に大々的な製品(サービス)キャンペーンの発信など差別化を図る上で自社の個性をしっかり打ち出したい場合にRM素材は極めて有利に機能する訳です。

今や多くの画像(動画)素材がピンキリで溢れかえっている中で、そんな埋もれてしまって人の目に触れにくいであろう素材に今一度目を向けていただく事はむしろ新鮮かつ新たな発見にも繋がると思われます。素材の作り手として未知なる出会い(発掘)の一助になれば幸いです。不定期ではありますが、当RM企画は今後も続けていく予定ですの是非ご期待ください。

しかし更新作業が締め括りとして今年ギリギリ間に合って本当よかったです。

革新的スマホ登場に期待

折りたたみ携帯から高機能スマホへと高速通信インフラの普及がもたらす持ち運び容易なコミュニケーションデバイスは全世界の情報を瞬時のうちに手に入れる事を可能にし、あの70年代にビルゲイツやスティーブジョブズ、ヒューレット・パッカード(1939年創業)たちが生み出したコンピュータ革命は概ねどの国の人々にも手軽に扱え、まるでかつてのSF映画を彷彿させる最強のテクノロジーへと進化を遂げた訳です。

とにかくスマホの普及は著しく既に日本国民の56%ほどがスマホを保有していると聞きますし、その中でアップルコンピュータが開発販売して人気を博すアイフォーンも来年には数えて7代目になろうとしており、大手通信会社はこぞってアイフォーンの販売に注力しているからか日本国内に於いては既存機種のほぼ7割を占めるほどの勢いだそうです。

そんな空前のスマホブームではありますが、先日総務省より販売方式の見直しと端末利用料の値下げが指示され大きな話題になっているところです。通信各社は端末機器の常軌を逸しているとも思える値引き競争で半ば疲弊しているとも言われていますが、やはりそこは過剰に搾取されて来た末端ユーザーの保護と正常な市場構造へのシフトは未来に向けての今がその良い機会ではないでしょうか。

前回辺りも書きましたが、つまりは過当競争に翻弄されて通信の何たるかを怠った挙げ句に私のようなライトユーザーが蔑ろにされていく未来がいい筈がありません。「高額な通信費が払えなければスマホを持つ資格はない」では格差が一段と強まってその反動は必ずや世の中を混乱させる事になります。通信各社はこれまでの儲け一辺倒を改めて是非とも広い裾野に今一度目を向けて欲しいものです。

さて、いつもながら前置きが長くなってしまいましたがここから本題になります。実は先日妻のドコモの携帯(まだガラケー)が故障してしまいました。相手には話す声が聞こえているようなのですが本人の携帯は全くの無音。スピーカーが駄目なのかそれとも回路そのものの劣化なのか、とにかく近隣のサービス窓口に駆け込みました。購入からかれこれ5年が経っているので仕方ないのですが、上述の国のお達しの件もどうなるか分からない状況故にもうしばらく使ってみようという結論で修理を選択しました。3年を経過しているので保証期間超過で手数料が5000円掛かってしまうと言われましたが、それでも全面的に今の新型スマホに切り替える事を考えれば負担は軽微な筈です。

その間私はひとり店内をそんなスマホをチェックしようと歩き回って一台づつ手にとっていたのですが、殆どの機種はダミーですが持った時の重さや感触等の材質は販売品と同等なのです。端末によっては使う側のニーズに沿って機能が細かく在って通信料などそのサービス体系は異なります。フムフムとその都度説明文を読んでいる最中、ふと変な気分に襲われ出しました。

どの端末もほぼ同じ形、感触、縦横比、厚み、モニター画面のガラスの質感全て、ドコモに限らず他の通信会社の販売スマホでもこの感覚は変わらないと思いますが、何となくうざったい気分になって来たのです。いちいち手に持って使う道具であり最近では腕時計タイプも登場しましたが、そちらも腕に巻き付けて使う事から嵩張るこの上ない代物です。

もっと違ったウエラブル端末は無いのだろうか、もっと軽快に使えるような形と言うか、いわゆる手を使わずとも色々便利に操作可能な装置です。「そうだメガネだ」と思いました。確か以前にグーグルグラスなる製品が海外で発売になったというニュースを見たのですが、モラル的に結構使用に難しさもあって日本では発売未定のようですが、ただ後日ネットでそのプレゼンテーション動画を見るにつけ正直一般のメガネとは大きさも使い心地も今ひとつという感じはしました。

メガネを固定している部品(リム、テンプル、ブリッジ等)のあの極細の筐体内部に最新のテクノロジーを組み込むには当時まだそれだけの技術革新がなされていなかった訳ですが、現在ならどうでしょうか。もしかすると直近のナノ技術を駆使すれば幾分かの可能性は出て来てもおかしくない気がしています。

スマートグラス
画像をクリックすると拡大表示されます

まずネット検索と閲覧(画像参照)が3D方式になります。見た目1mほどの距離感(テレビモニターで言う30インチ程度)で見える感じです。眼球の動きで項目の縦横スクロールとページ切り替えは勿論欲しいところですが、例えばメガネの画面の位置に手を翳しながら空中でタップする仕草をすると同様の操作になるとか、静止画動画の撮影機能は勿論の事メガネ前部には超小型ステレオマイクロフォン、左右の耳当て部分には骨伝導スピーカーを内蔵する事で全てがコードレスになります。

メガネの決められた所定部位を指で軽くタッチする事で機能の設定変更など様々にカスタマイズ出来そうです。更にデザイン競争、サプライ品やサードパーティ製のパーツ類と組み合わせたサービスの拡充、妄想はもはや無限大です。

今あるスマホの機能を網羅する事は十分可能と思いますし、もはやハードディスクは持ち歩くものではなくクラウドサーバーから高速通信でやり取りし自動アップデートやデータの保存などもスマート化出来る筈です。歩行時をはじめ乗り物等の運転中は作動しないようにすれば歩きスマホ的な危険行為も抑制されます。もしも夢の空中タップ技術が生み出されれば取りあえず重くて何かと嵩張る板の切れ端のようなスマホは無用になるので、これこそが誰もが求める近未来スマードデバイスと言えませんか?

デメリットがあるとすれば、それは利用者全員がメガネを掛けなければならない事です。まあそこいらぐらいでしょうか。ごっついゴーグルは嫌でも低額な通信費と本体価格、豊富な種類と極めて軽量なスマートメガネだったなら普及間違い無しですね。

『リーブラ』トップページで紹介されました

本日、ふと現在作品を預け入れしているサイトをそれぞれ巡っていましたら、奈良県にあります中堅の総合フォトエージェンシーの『リーブラ』さんのサイトトップページに私が以前預け入れしておりましたCGタイトルの『ザ・セキュリティー』がピックアップと題して紹介されているではありませんか。このタイトルは遡る事3年前の2012年3月に預け入れした結構古いタイプの作品(計222点)です。

リーブラ表紙
クリックすると拡大表示されます。

リーブラpicupページ
クリックすると拡大表示されます。

こちらのリーブラさんではここしばらく売り上げが滞っていて、先日も当の社長にメールにて現況についてお話もさせて頂いたところでしたので気になっていた代理店さんでした。案の定CG及びイラストに関してはお客さんの形態の差異も在ってか最近は余り動いていないとの事でしたので「それでは仕方ないな」と諦めムードの面持ちでおりましたが、ここへ来てサイトトップで作品が、それも作者名入りで露出される事は非常にラッキーな事でありこの好機が売り上げ促進の足がかり(起爆剤)になってくれればと淡い期待を抱いている次第です。

既に発表から3年超経過している作品群という事もあってか、お客さんに相当に適切なキーワードを打ち込んで頂かないとなかなか表舞台に登場しないのが現実ですし、ヒットしたとしても1ページに1〜2点出てくれば良い方で同ページには新作も含む強豪が常にひしめいている訳なので私の作品が売りに繋がる可能性はほんの僅かと言えるでしょう。

そのような古い作品を、それも個人名と共にまさにピックアップして頂いた事に驚きを隠せませんが、よくもまあひとつの塊として取り上げようと決断されたのか不思議です。いずれにしても感謝感謝です。拝見後速攻でリーブラ社長にお礼かたがたメールを入れた訳ですが、やはりその辺は迅速が一番。

先日ある情報サイトで『冬季うつ』という疾患が在って結構な方々がそんな期間限定のうつ(鬱)に悩まされていると聞きました。大晦日を間近に控えて売り上げの低迷等で結構落ち込む事も多い年でしたので、自身もきっとそんな『冬季うつ』を患っているかも知れませんが、若干ではありますがある意味吹っ切れそうな気分ではあります。少しでもプラス思考を取り戻して「来年こそは」という強い思いを抱きつつ2016年を迎えられればと思います。

更に新作も順調にサイトアップ準備中ですので是非ご期待ください。更新が完了しましたらまたこのブログ『デジ画の日々』にてご報告させてただ来ます。

上質のストックフォト リーブラ(コスモ&アクション)サイト;
http://www.libra-net.jp/

今出来る事

とうとう今年も残すところ半月余となりました。良く言われる事ですが今年1年を振り返って皆さんにとって2015年はどんな年だったですか。巷では幸と不幸が入り混じる相変わらずの人間社会の性というのでしょうか、理想と現実のギャップに呆れるというか毎年そう感じます。

動物だったら特に普段と変わらない面持ちで居られるのかも知れませんが、人は頭が良いので様々な思惑の中で事を進めがちです。なので所々で争いがありそれが戦争やテロに拡大する地域もあれば、片や一見平和そうに見える国でさえ厄介な問題を様々抱えています。我国も例外ではなく一部の思想家が下す強権的な政策に振り回される国民はたまったものではありません。

皆が思う極楽(天国)なんてものは気持ち次第で時にそんな気分にさせてくれるひと時もあるでしょうが、大概はストレス全開の人生を死ぬ寸前まで彷徨い歩く事になります。人間とはなんと因果な生きものでしょうか。

暗い話からスタートしましたが、それでも私自身は希望を捨てている訳ではありません。というよりは頻発する世間の出来事に対して一々気に掛けて悩んでいる暇はないという事です。まずは自分の将来が大事な訳ですから、そこをしっかり考えていかねばなりません。

前回も書きましたが、現在ストックフォト用の動画素材制作にここ二ヶ月余り着手しているところです。CGのバックグラウンドシリーズなのですが今年中に発送出来ればと思っています。ご存知かとは思いますが、動画に関してはデータ量が膨大になる関係でネットでの転送は出来ない状況です。なので基本ポータブルタイプのハードディスクに収録して宅配便で搬入するスタイルをとっています。作品数や圧縮の具合、収録タイムの長短にもよりますが大抵100ギガ前後にはなるので当然と言えば当然です。

そんな動画の制作中に結構思い悩む訳ですが、まずは技術的な自らの限界がひとつ。そして今回のテーマとそこから紡ぎ出されたコンセプトやその造形は本当に受け入れられるか。それと作業効率と制作スピードもそうですが、いわゆる数です。

素材を集める側(代理店)は千人を超えるほどの大勢の契約作家から様々な作品が送られてくるのをひたすら待ってそれをセレクトし売れそうなものを売り場の棚に並べる仕事なので悩む部分は制作側(作家)と比べると結構分り易い業務だなと思います。そもそも形になったものを観て善し悪しもそれなりの経験で判断し易い訳です。

その反面作る側(作家)というとまず一人がこなせる量やスタイルに限界があります。相当な量が毎月入ってくる代理店の販売力は伺い知れませんが、今だと売り上げの大方7割は取れるので結構利益率もあり動きもほぼ安定している事から、明日の事を悲観する心配はまず無いでしょう。

しかしながら作家側となると話は別です。とにかく沢山預かってもらい毎月そこそこの利益を上げられなければ直ぐに干上がってしまいます。ストックフォトで年収1000万円以上売り上げている人なんて実際に居るのでしょうか。居たとしてもほんの一握りでしょうし、多くの場合代理店本体の経営者がその集めた利益を資金に自社撮りして稼いでいるんじゃないかと私は推察します。

さてそれならば自分は今後どうするのか、何か良いアイデアを生み出せたか、真剣に考えないといけません。実は同じような事をこれまで何度もこのブログで書いてきた訳ですが、結局新たな戦略など一向に思いつかないまま時間だけが過ぎており改革の難しさを痛感しています。ストックフォト稼業に拘らずに探せばもっと儲かる別の仕事もあるでしょう。どちらかを副業にすればいい訳なので幾らかでも収益が上げられるという目的であればそれも有りです。

まあ私も中年オジさんなのでそんなに良い仕事にあり付けはしないでしょうが、とにかくストックフォトで何とかしたい負けたくないというのが今の率直な心境です。今年12ヶ月間の総売上は昨年と比べればやや持ち直した感はあります。しかし来年以降については増々厳しくなるのではないかと私は予想しています。

まず挙げられるのがメインの代理店が新たな段階に突入する可能性です。各社のシェア争いから生じる単価の更なる引き下げとマーケットの縮小、それに伴う売り上げ減少で作家への契約条件が見直される事が考えられます。現在大手3社の売り上げが私の制作活動を支えている訳ですが、もしかすると今後撤退や倒産も含め新たな業界再編の動きが出て来るやも知れずそうなった場合はまさに万事休すです。

仮に3社から1社という大胆な吸収合併になれば作品が一カ所に集められる訳ですからロイヤリティフリー素材の在庫が一気に三分の一になってしまう事から売り上げは激減、いやそれ以上の大惨事になる可能性大です。何しろギャランティの見直しとなれば条件は概ね悪化する方向にシフトするでしょうから絶望的という他ありません。

せめてそうならない事を祈りたいですが、後にも先にもとにかく今自分が出来る事を継続していく以外にありません。ここに来て巨大なお金を動かせるほどの優れた智恵は無いので、その都度湧き出る閃き(アイデア)を慎重に吟味しながらより求められる素材づくりにひたすら活かすのみです。

そもそも次の一手って誰も教えてくれないんですよね。誰か教えてくれ〜!

ポジション再考

あの震災から早4年と9ヶ月、新生自民党が繰り出す経済対策は徐々に形として見えつつある中に在ってなお景気の実態と先行きには依然不透明感が漂っています。アメリカの利上げの有無やユーロ離脱を匂わせる金融不安を抱える国の動向、そして一番の元凶となり得るイスラム原理主義を謳う野蛮な武装グループの反乱が世界経済の将来への足かせになっている事は間違いありません。

経済は『ものを売り買いする』事であり、そこには必ずと言っていいほど宣伝が必要です。しかしながら絶えず不穏な世界情勢に晒されている企業がまず行う事は高額な宣伝費の削減であり、広告業界はその矢面に立たされるのが定説です。なので私のような低い身分の広告素材の提供者(制作者)などは真っ先に不況に陥ってしまう訳です。

まあ世の中は良くしたもので、そんな時でもしっかり儲ける方策を編み出してくる強者が居て、いわゆるあのマイクロストックという新ジャンルがここへ来てしっかりとこの日本でも地に足を付けつつあります。今年9月に国産マイクロストックのピクスタがマザーズ上場を成し遂げました。新旧入れ替わりの激しいストックフォト業界に於いてまさに快挙と言えます。

それだけユーザー層の幅が広がった訳ですが、もはやアマチュアオンリーと言ったレッテルはありません。過去30年余り国内に君臨してきた従来型の老舗である有名な写真素材の代理店が軒並み廃業に追い込まれ、市場のその殆どが大手代理店にほぼ一本化された今、これまで永く下請け業を生業としてきた身としてはいよいよ崖っぷちに追い込まれたという悲痛な心持ちです。

現在私はしばらくぶりに動画素材の制作を進行中です。勿論CGなのですが、私のレベルですから大した素材は出来ないと思われるので仮に全て預かって頂いたとしても月に1点ないしは数ヶ月にホロホロ程度なんでしょう、きっと。

その割に静止画に比べてパーツ制作から最終編集に至るまで結構な時間を要しその辺が動画の難点であり、時々「俺は何でこんな事しているんだろう」とさえ感じる今日この頃です。ここ一ヶ月ちょいで予定(120点)の半分を過ぎ、とにかくやり遂げるのみと強い心で望んでいるところでもあります。

しかしながら作るからには多少は売れてくれなければ意味がありませんので、そこはしっかりユーザーにアピール出来るような内容にはなっていて、きっと仕入れ担当者の方には幾分かその狙いはご理解頂けると信じております。じゃなければ動画はやっていません。

現実の問題は静止画も動画もひっくるめたマーケットでしょう。自分は今この業界のどの程度の事をやれているのか、ポジションは?そして実力はいかほどのものなのか。今後の可能性の余地は、等々を考えていると何故かマーケット図を作りたくなりました。以下がその画像です。

market

思い込み一辺倒で殴り書きした大したものではありませんが、自分の立ち位置は大体こんなものと推測しています。圧倒的な人気を誇るテーマとそれを巧みな技量で表現出来るエキスパートには到底追いつける筈もありませんが、だからこのくらいのギャランティーに収まっているのだろうと納得出来る図です。

私の場合、とにかくお金を極力掛けないというのがモットーなので費用対効果に於いてもバランスのとれたポジションと言っていいでしょう。もしも図の右上の位置を狙うとすれば相当なリスクを伴ってきます。まず資金力がものを言う訳でその部分は現状難しく回収するまでに干上がります。次にスタッフを調達する繋がりや信頼(説得力)というものに全くと言っていいほど持ち合わせ(戦略)がなく、こちらにも当面の投資が必要になってきますから、同様に体力不足です。

製品レベルはあのアマナさんが預かってくれる訳ですからそこそこかも知れませんが、それでも直接請け負って高度な要求にどれだけ応えられるのか正直怖いです。もうかれこれ20年余り現場から遠のいている実写についてですが、今いきなり型ものまたはぶつ撮りでスタジオ撮影の依頼があってもきっと断りますね。

制作拠点も都心から遠く離れた田舎というのもデメリットのひとつになります。まず頻繁な打ち合わせもそうですが、情報が乏しく関係も結び難い訳です。元々専門分野を公に学んできてその後の就職を経てきたエリートとは環境生い立ちが違い過ぎます。少なくとも声は掛からないでしょう。その点ストックフォトは気楽にやっていけるので現時点では自分に合っていると思いますし何せ決定権という強みが活かせます。

ただこれからこのマーケットがどう変貌していくのかハッキリ見えている人はまず居ない訳で、そこら辺は時代の変化と呼応しながら絶えずアンテナを張っていかなければならないと思っています。ストックフォトから派生する私ごときのレベルでも十分対応可能な何らかの新しいビジネスはまだまだ出て来ると思いますし、きっと皆さんもそんな突破口を期待している筈です。

単なる図版に終わらない将来を見据えた、ましな設計図が書けると良いのですが。

ご来場者

プロフィール

写真家・CGクリエーター:石関ハジメ

Author:写真家・CGクリエーター:石関ハジメ

◉仕事:
プレミアムストック画像・動画素材の制作全般

◉契約代理店:
アマナイメージズ
アフロ
イメージナビ、その他

◉ビジュアル素材の購入:
DEGIGA.JPサイトの各サンプル画像下部『直リンボタン』で主要代理店の販売ページ直通!

◉SNS:
degiga.images(Instagram)
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ストックフォト魂(YouTube)

◉アーカイブス&PRサイト:
www.degiga.jp

◉お問い合わせ:
info@degiga.jp

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