広告素材のバロメーター!デジ画の日々 ストックフォト2017

お馴染みFEATUREセレクトページに『ハイテクセレクト』が追加!

ハイテクセレクト新登場!

もう久々になります。最後の更新は先月初めだったでしょうか。一ヶ月強のブランクを経て昨夕『ハイテクセレクト』がDEGIGA.JPサイトのあのFEATUREセレクトページに新たに加わりました。今の世の中デジタル革新が世界的な潮流とあって絶えずしのぎを削る多くの所謂ハイテク企業にとって製品のより効果的な宣伝戦略は欠かせません。

まず訴求の常套手段といえばイメージ戦略ではないでしょうか。イメージといえばデザイン。『如何にも』を買い手の目にしっかり焼き付ける事は相当な効果を生むに違いありません。何しろ視覚は五感の中で最も強い刺激を受けやすい部分でありそれによって人は普段以上に想像し衝動が掻き立てられる事象はこれまでの心理研究でも既に明らかな訳です。

となれば言わずと知れた商品サービスの要、それが『ビジュアル素材』となります。今の世の中はまるで未来映画を見ているような錯覚に陥るほどにバーチャルなものに溢れかえっているとは思えないでしょうか。ゲームしかり映画しかり当然その技術は各方面のコマーシャルで頻繁に活用されています。

オーバーヘッドモニター装着によるリアルな擬似体験や体感的視聴を可能にする4Dシネマ、街中ではスマホを使ってAR(拡張現実)を気軽に操る事もできます。そこに勝機を見出した企業が盛んにそんな真新しい新手の広告戦略を画策しさらにその進化はもはや尋常でないところまで来ました。

まさにハイテクの黄金時代を迎えたと言っても決して過言ではありません。そんな最中にあって欠かせないのがハイテクバックグラウンドになります。これまでも様々なその時代に即したデジタル系ビジュアル素材が登場しそれなりのハイテク(以外も含め広く)企業の多くに利用もされてきた訳ですが、うかつにも現代にマッチする素材がどれだけあるのかといえば以外にその数の少なさに驚かされます。

実際は過去の使い古しばかりの素材が目立ち「とりあえずこれでいいや」的な解釈で使われるパターンが大勢を占めていると思われるのです。やはりここは多少でも普段大手販売代理店の巨大な販売棚の裏に隠れてお目にかからない、実は結構今イケそうな素材が間違いなく存在する訳で、まさしくそこに光を当てようと思い立ったのがこの『ハイテクセレクト』企画なのです。

今年もあと一ヶ月余りで終りを告げる訳ですが、新年早々特別分厚い新聞が届く元日に載る膨大な広告を思い出してください。その多くがおよそ大企業でやたら目立つ今年の誓い的な文に新年挨拶が合わせて書き添えられています。そしてその背景に多いのがテクノロジーやグローバルそしてダイナミックな地球画像ではないかと思うのです。

エコロジー、教育福祉、物流、保険、身近な各種ハイテク機器の紹介等々ウェブを絡めて発信されるあらゆる方面にもはやハイテクバックグラウンドはどの業界分野でも当たり前に欠かす事のできない効果極まる素材であると確信しています。年が明ければ次に来るのが新年度です。そこに於いても当然ながら同様にハイテクビジュアル素材が大量に使用されてくると思われます。

企業の先進性、未来への展望、グローバル企業としての壮大なロマンを視覚的に訴えていく事は新たな道を開く企業理念そのものと理解されるのでしょう。如何に時代背景をそこに映し出せるかが今後の新たなビジュアル素材に託された使命と言えます。

ただ制作時の創作イマジネーションが何でもかんでも機械的表現に向かえばいいという訳ではありません。一見ハイテクと区別される素材であってもその業界に関係する内容を含みさえしていればそこに載せる文章如何でどうにでもなってしまう事はご承知と思いますが、視点が広がればそれだけ曖昧さが残るのもまた事実です。

その辺も今回は思いの外加味して計84点をセレクトしてみましたので合わせてご賞味頂ければと思います。以下よりリンクされて是非一度ご覧くだされば幸いです。

→DEGIDA.JPサイトにて『ハイテクセレクト』をチェックしてみる。


時代の変化でしょうかこのところ目下期待のCG素材の動きが鈍いように感じています。それが格安のマイクロストックへのユーザー流出が原因なのか、ブームとして従来の定番であるCGから敢えて実写への移行が顕著になっているのか定かではありませんが、肖像権や所有権と商標など煩わしい許諾もなくササッと使えるCG素材でもあるのでもっと存分に積極利用いただけるよう切に期待しているところです。



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日の目を見たいRF-EX素材の存在とその価値

amanaimages-RF-EX

従来は同業ストックフォト作家さんへのタメになる?情報なりをおおよそ勝手な思考で当ブログを綴ってきている事はご存知かと思いますが、本日はやや方向を切り替えまして直で広告宣伝をさせて頂こうという向きで書いてみました。ホンネで言わせて頂ければ「こちらの情報は是非とも素材を日頃購入されているお客様に閲覧して貰いたい」という事です。

マイクロストックを主に活動されている方もしくはその作品のみ購入されるお客様にはあまり有効ではないかも知れませんが、興味本位物は試しで結構ですのでまずは最下部リンクよりジャンプしてその詳細をお確かめ頂ければ幸いです。さて話を続けます。

RF-EXというストックフォト販売形態をご存知でしょうか。当ブログで何度か説明もしていると記憶しますが、所謂『一つの代理店が唯一一社独占で販売権利を有するロイヤリティフリービジュアル素材』の事で他社さんには存在しないオリジナリティーの高い製品をいいます。確かにそこから派生する似たような素材は他社にも存在する訳で、私自身で言えば技量もセンスもまた思い浮かぶイメージ等々どうしても似たものになりがちなのは避けて通れませんで、そういった意味から果たして完全なオリジナルと言えるかは保証出来かねます。

まあそれでもそれはそれで兎に角は構図やトーンなど他社には間違いなく存在しない素材であり一応オリジナルとしておきますが、そんなRF-EX(一社独占販売型ロイヤリティフリー製品)はもはやご存知のように販売代理店サイトの売り場の中の極めて大量な販売素材の中にことさら紛れ散っています。という事は素材購入者が各々選り分ける事は大概の場合不可能な訳でそれにも増してRF-NE(非独占素材)とRF-EXの差異をほとんど見分けられないのが現状です。

売り場ページの上部操作ボタンにはRM(貸出形態によって料金設定)タイプと上記(RF)の切り替えが目に入ります。それを操作する事である程度の選り分けは可能と言えますが、流石にRFの更なる選別ボタンは設置されていません。販売に於いては出来ればそういったサービスも欲しいところですが、今のところどの代理店にもその動きはないようです。

実は同じRFでも独占と非独占ではやはりそれなりに質が異なります。EX(独占)素材は一味も二味も違います。その代理店により即した考え方からの発想で仕上げられているせいでしょうか、設計一つとってもそこは相当に考慮されていると言っていいでしょう。少なくとも私はそうして気を使いつつ制作しています。

また、仕入れ担当者さんから直で制作案件の依頼がかかる時がままありそんな制作も出来うる限り積極的に請け負っています。一度機に大量にさばく事は困難ですが、それでもこれまで1テーマ50点程度はこなしてきました。アドバイスを受けていると言いますか、個人的に制作に行き詰って気乗りしない時期では意外な救世主ともなり有難くも感じている次第です。

これまでの長い付き合いから察しも付くのか、その都度引き継がれる担当者さんも私の過去作品にはそれなりに注力して頂いているのでしょう。そういった訳で取り敢えずそんな私のRF-EXをご精査して頂ければと急遽本ブログにしたためました。無数に散りばめられてまるで迷宮のような売り場をひとまず離れてある一作家のオリジナルをじっくりとチェックするのもまたオツなものです。

これを機に以下リンクアドレスをブックマークして頂ければ大変光栄です。まずは皆さんがよく知る国内最大手、amanaimagesさん預け入れRF-EXをご紹介いたします。ごゆっくりお楽しみくださいませ。

→アマナイメージズサイトで石関ハジメ制作のRF-EX素材をチェックしてみる。



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ストックフォト素材の販売価格は見直せないのか

ストックフォト素材の価格差

『インスタ映え』なんて言葉が流行って今年の流行語大賞ベスト30にノミネートされました。それだけに今の若者特に女性とSNSの関わり合いの盛んさを示していると言えるのでしょう。当ブログでもSNS関連についてここしばらく頻繁に取り上げているので既にご存知かと思いますが私も勿論それなりに若者に混じってインスタグラム投稿を楽しんでいる口の一人です。

投稿の度に『いいね』をくれる人、思わずフォロワーになってくれた人たちのほぼ全員をフォローするようにしてより広いコミュニティーを形成推進している訳ですが、とにかくその都度お礼といいますかその方たちのプロフィールページに赴いてそこで気になる画像に多い時で数点まとめて同様『いいね』を入れています。

中にはそこそこプロ級の方、いや完全プロもいるようなのですが、まず自分が『いいな』と思える画像(動画含む)のハートマークにためらう事なくチェックを入れます。何気に上から目線で審査員気分を味わっている面もあるでしょうか。そんなソーシャルメディアで最近注目を集めているのが『スナップマート』などインスタ写真を主とするストックフォト販売サイトです。

そこについては紹介も兼ねて以前に話題にした回がありますが、何と今ではInstagramに投稿された画像を商売に使おうとするストック会社の参入もさることながら大手老舗でもそんな画像を集めだし販売に繋げる動きが出てきているようです。上述の私がチェックする画像の殆どは多分ですがストックフォトで十分機能するであろうと推測できます。そのくらいいい感覚でムードを捉えているので、いや既にストックフォト販売に参加しているかも知れませんが、さて実際はどうなんでしょうか。

紙媒体が廃れたと言われて久しい訳ですが、ここに来てその販売価格は益々低料金化して来ている事は皆さんもご承知と思われます。いわゆるアナログ装置を介する印刷環境が盛んであった頃のストックフォト素材の価格はかなり高額で取引もされていた訳です。今もその価格帯に余り変動は見られませんでおおよそ¥30,000辺りが相場かと思います。

光デジタル通信の更なる進化によって2008年前後に突如登場して来たマイクロストックの台頭とその後の不景気(デフレ)と震災等々の影響が重なった事から所謂その素材そのものの持つ価値基準が一気に低下し、またそれによってある種の垣根が取り除かれ高級機を片手にプロに憧れを抱くアマチュア作家の怒涛のような参入が遂には業界に異常なほどの価格下落を招く事になりました。

代理店の中にはどこぞの寄付を募ったりアフィリエイト集客目的で画像を全て無料配布する輩も現れるなど、まともな運営など悉く不可能な状況と言っていいでしょう。これも新たな時代に即したビジネスモデルと言ってしまえばそれまでですが、大概はしばらくして消えていく運命の商法が殆どであり去ったあと残るのは惨めな残骸のみ、一旦下がった価値観が元の鞘(さや)に戻る事はありません。

そういった現状を踏まえながらもただ少し腑に落ちない面はあります。上掲画像の文章にもしたためましたが、同じ質量で仕上げられた高精度の画像があったとしてそれが使われる(買われる)媒体によっての価格差が尋常でないという事です。確かに不景気でどの企業も疲弊していた当時ならそれも仕方なかった訳ですが、最近は株価も23,000円越えと好調でGDPの直近の数値も良好、外需企業の利益率の向上や設備投資も盛ん、新卒内定率97%超というニュースが頻繁に流れる中そこに倣ってそろそろストックフォト素材も価格設定を改めてもいい時期ではないのかと思う訳です。

まずはストックフォト素材を使う企業がそこを自覚すべきと思いますが、よく聞くところにウェブ業界は恒常的に予算が少ないので安くしてくれないと困るのだそうです。本当にそうでしょうか。景気を巻き返しつつある大企業はもちろんの事繁栄の途にあって様々なECサイトがぼろ儲けしている昨今に於いて下請けの制作会社に払える予算がないなどとは到底思えません。都合いい底値条件をただ意地悪く固定しているに過ぎないであろうと想像します。

特に大企業が運営しているサイト構築にどれだけの予算が投入されているかといえばそれは上記繁栄時の紙媒体を超えるほどの予算配分に他なりません。つまりウェブ広告戦略への大掛かりな投資はもはや当たり前になったと言い切れます。広告費はそりゃあ安いに越した事はありませんが掛けるべき場所にはしっかり予算を組み入れる事が健全な方向であり紙媒体の頃は皆そうしていた筈なのです。

素材の制作者側から言わせて貰えば一つに「作るエネルギーは高くも安くも同じである」という事です。素材一つが単に業界やサイズの大小で価格差がとてつもなく拡大するというのは果たして真面といえるでしょうか。関係する全ての業界はその辺の意味のない負のしがらみを率先しいち早く取り除き健全な利用形態へと方向転換するべきと切望する次第です。

でないと優れた神業を発揮している数少ない貴重な職人が急速に減少し持て囃される人とそうでない人との格差がより進んでただ単一的な物ばかりが増え新鮮かつ幅広く個性的な素材が生まれにくくなってしまいます。制作者も一人の消費者であり生活力もそこそこ持ちうる力をふんだんに発揮して多少なりとも世の中を回している訳です。仮に私の場合を以下の例に挙げるならちょっと生意気な言い方になるかも知れませんがお許しください。

従業員が200〜300人の私のよく知る会社で上掲画像(グローバルイメージ)を作れる人物が何人いると思いますか?およそ人口50,000人の地元自治体の住民の中にこれを描ける人もしくは商売にしている人は何人いると思いますか?あくまでこれまで携わった私の経験値ですが、前者は0人、後者でも私を入れてたったの3人です。そのくらいに貴重な存在なんです。

普通に風景を写したり知人のかわい子ちゃんを撮って預ければそれでもそこそこ稼げる人はいると思いますがそんな方の多くはマイクロストックに預けてしまっています。もしも大手老舗ストックであればほぼ却下される画像であってもマイクロならばそれなりの数で預かってくれます。代理店にしてみればその人の作品が売れようが売れまいがどうなろうが全体のパイが大きければそれ良しでいいも悪いも社会貢献の礎とは裏腹に会社(経営者)が儲ける事が善であり全てなのです。

最低最悪のギャランティーで優れた作家が育つ訳がありません。


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その後に求められるストックフォト素材とは?

amanaimages:RF独占(10327000403)

昨日来日したトランプ大統領夫妻ですが、娘のイバンカさんも含めこの緊張度が高まる朝鮮半島のすぐ脇の日本に現在滞在しています。少し前のベトナム戦争で言えばあの戦争映画『地獄の黙示録』の最前線に赴いているのと同等かも知れず防衛の要である自衛隊や都心を中心に日本警察の最高レベルでの警戒が続いているのでしょう。

確か京都で『爆破予告』を流した愚か者がいたようで総勢一万人に影響が出たと報じていましたが、ただもしもこの犯人が実際に爆発を起こそうとするならば「爆弾を積んだトラックがその通りを通過します」とか「爆弾を巻いた少女が何々商店街をうろつきます」とわざわざ事前に報告する筈もありません。中東の多くの爆弾テロを鑑みてそれは予想外の場所で突然起こるものです。

ある程度は政治的側面からトランプ氏来日に反感を持つ輩ではないかと推測出来ますが、かこつけた愉快犯の可能性も考えられます。いずれにしても本人に関わる何らかの世相に対する反発が招いている事が伺えます。さて今後歴訪する韓中そしてロシア(APEC会議)でトランプ氏は各国上層部に有事に向けてどんな説得を試みるのか、いよいよ戦争危機は最高潮に達したと言えるかも知れません。

amanaimages:RF独占 (10327000403



ところでそんな半島情勢の中、我が国はいわゆる蚊帳の外です。もしも有事勃発であれば燃料補給やその後方支援、ミサイル防衛、難民対策に徹する以外にないのが実情です。アメリカの驚異的な先制によって北の反撃もままならず相当に運良く思いの外呆気なく終わって正恩氏はロシアへと早期亡命もしくは戦死、司令塔を失った祖国はもぬけの殻と化し米中露による核廃棄も睨んだ再統治会議がその後頻繁に行われるのでしょうから立場上権限の弱い日本や韓国はその推移をしばらく見守るしかないと思われます。

そんな中にあっては内外需ともに経済活動は混乱を来たす事からこの私が生業とするストックフォト稼業にもその余波は避けられません。ただでさえ低迷している現状がさらに悪化する事は確かでしょう。となれば当然ながら今から何か別の方策を練っておく必要性が出てきます。

これまでの広告画像(動画)素材といえばもっぱらハッピーで前向き、優雅なひとときを演出する素材が当たり前にほとんどだった筈です。しかし社会構造のさらなる下降と低迷はそんな浮かれたムードを許す筈もなく、まるで風評の如く極めて現実的な思考が世間一般に広く拡散するだろうと思われます。

今は相当な格差社会と聞きますが、かろうじて災難を逃れたお金持ちがもしもそのゆとりをひけらかそうとすればたちまちの内に非難が各地域で高まり紛争国のようなデモや暴動、略奪が横行するやも知れませんしかつて叫ばれた『贅沢は敵』という流れは日増しに強くなっていくであろうと私は一抹の不安を感じています。戦争とは一口に言ってもその戦後処理に手間が掛かるのです。

それではそん中のストックフォトの存在感とは果たして如何なるものなのでしょうか。そもそも企業にとってどんな広告が理想なのか、その辺を読み解く以外にありません。まずあの東日本大震災と原発事故後のテレビCMや当時の放送番組を思い出してください。

当時、『何しろ国民を元気付けよう』を主とする広告が結構頻繁にあった気がします。新製品やサービスがどうしてもこの場に及んでなお金儲けとして映り余りに露骨で、企業側の配慮からやや訴求効果を削いだ感はあったように感じます。それとACのコマーシャルも目立ちました。一時期企業の広告枠が相当に空いたため急遽差し込まれた部分です。

それだけ広告量が減っていた訳で、ストックフォトの使途の限界をも暗示していたように思います。あれから7年経ちストックフォトは現にこの有様です。戦争が起こればそこは似たケースで再び覚悟しなければならないのでしょう。さてそれでは今のこの時点で何を準備するのがベストなのか、その人なりの感性や捉え方はあるでしょうが実は簡単です。

感受性に訴える『暖かい』『優しい』『頼もしい』『力強い』『希望』『前向き』『右肩上がり』などポジティブイメージ、その真逆に辛さを受け入れるキーワードとして『寂しい』『独り(ひとつ)』『悲しい』『不安』『低迷』『絶望』などが挙げられます。もしもあなたが『花』の写真が好きであれば、漠然とただ綺麗に捉えるのではなく人の感情を映したような思い切った表現を試みる事です。

ファインダーを覗くとついつい目の前の物質的な形や色彩にあんに捉われ過ぎてしまう傾向の人は多いと思いますが、そこを「どう当事者に伝わる感情表現ができるか」に気持ちを切り替えて引いて眺める事でまた違った新鮮なニュアンスを捕まえられるかも知れませんし、それが結果的によく売れる素材に成り得るのです。

有事はもうそこまで来ています。作品の預け入れ先の選別もさる事ながら自身の生き残りのために一枚でも多くの適時適切な素材を制作しておこうではありませんか。


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RM(ライツマネージド)素材は復活するか

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久しくRM(ライツマネージド=本質貸し出し)素材について語っていないように感じます。今や画像(動画)素材の殆どが広告のネット配信が著しい中、もはやその使い捨て当然を建前にどれもがピンキリ価格で販売されている情けない状況といえるでしょう。

大手企業でさえ入れ替えが頻繁なリスティング広告を中核とするネット配信であれば、その都度なるべくならローコストに抑えたいが心情な訳なので画像素材などある程度目的に即していればマイクロストックもしくは格安なサブスクリプション購入(数量と期間がセットのまとめ買い)が順当と言えます。

上掲画像:amanaimages預け入れRM素材(00330000871A

それではかつて普通に繁栄していた上述のRM製品は今どうなっているのでしょうか。実際のところ私のこれまでの販促データでしかお応えは出来ませんが、ここ数年は兎に角毎月の売り上げの中のほんの数点という有様です。それでも全く売れていないという訳でもなく微々たる数字とはいえ取り敢えず利用される方は今もいらっしゃるという事です。

世間一般では印刷媒体が急減しているもののそれでも大手書店の棚に溢れる書籍等々の出版物の膨大な量からして、そこはまだまだ利用されていて当然ですし表紙への活用であればなるべく広く出回りずらい絵柄を選択したい筈なので、必然的にある作家から直接拝借するもしくは所謂RM素材に行き着くのだろうと推測もできます。

RM素材の場合は勿論金額もそこそこよく私について言えば用途やサイズ・貸出期間によって一点が数万円から時に数十万円に達したりもしてそのお陰で悪い月の底上げに繋がったなどこれまで何度となく助けられています。最近も今年に入って一度だけ10数万円で売れた月がありました。こんな話をすると底値販売を主とするマイクロストック会社お抱えの作家さんの耳には疑わしく聞こえるかも知れませんが神に誓って本当です。

以前もこのブログで書きましたが、「超低価格ギャランティのマイクロなんかやめて大手老舗ストック会社と契約チャレンジしてみたら」を事あるごとに言っていた記憶があります。私が時々チェックする有名どころのマイクロ会社サイト上に並べられる写真素材に関して言えばそのセンスや技術はここ数年プロアマ関係なくかなり拮抗しているなと感じています。

私から言わせればその力量があって実にもったいない訳です。聞くところに「売れない売れない」と嘆く人も多いようで、それはそんな販売代理店側の販促システムに問題があるから売れないのです。簡単に言えば「そのものズバリ、お金まわりの悪いケチな分野に売っている」という事です。

確かに力不足で売れない人もいるでしょう。それがテーマのズレかそれとも捉え方なのか、はたまた安易なスマホ撮影が原因なのかは知りませんが『売れない』にはそれなりの立派な理由が存在します。少なくとも力があってそこそこ広告素材の何たるかを理解している人で同様に『売れていない』とすればやはり代理店とその販路に問題があると思われるのです。

同じ数量が売れてその差が歴然と違っているのもまた事実です。仮に10点売れたとしましょう。マイクロでは高々一点¥2000が精々で大半は先の『まとめ買いコース』で一点¥100前後になると思われますので、全体でいいとこ¥2〜3000も行けば御の字なのでは?片や老舗大手代理店経由だと最低でも一点が¥2500〜5000ほどになり単品売りの通常価格なら売り切り御免のロイヤリティフリー素材でさえ¥7000〜10000強の値が普通につきます。

であれば掛ける10倍ですから少なく見積もったとしても最低¥50000以上は間違いなく確保できるでしょう。売り上げダウンで日頃嘆いている身とはいえ、ただこれでは当たり前ですが正直家族持ちの私は生活していけません。なので毎月何点販売されて最低どの程度の報酬を頂けているかは察しがつくと思います。当然プロで食っていくという事は商売の何処を追求していくかに掛かってくる訳で、もしかすると私なんぞよりバッチリ稼げる人が未だマイクロでピーピーしていると思うと実に残念でなりません。

ここで今タイトルのRMの話題に戻りますが、それでもそこはやはりRM販売レベルの素材が求められます。預け入れ窓口のセレクト担当者さんは高学歴であり都内中心部でお給料を頂けるほどに高度で専門の知識を持ち合わせ極めてその感覚に優れており広告の現場を経験上相当に熟知しています。時代の変化でしょうか、私などもここしばらくはその厳しい審査を悉く体感していて仕入れ素材を300点としていいとこ2割の60点弱、酷い時は10点行かないなどという事も頻繁に起こっています。

相当に壁は高いと思いますが、預かってくれさえすれば望みは高まります。そして次の関門がその預かり総数です。私は現在、概ね国内大手3社に預け入れしていますが、多く預かってくれているところでおよそ12000点、ご存知のあのセレクトに厳しいアマナさんでも動画も合わせれば6000点ほどにはなるでしょうか。

上手いこと攻めている作家さんであれば3〜50000点超在庫されている人もいると思われますので、こんなご時世でもそこそこ潤っていて何ともやるせませんが、目指すはあくまで売れそうな素材を最低でも10000点というところでしょうか。また話題が逸れましたが、まさにRM素材とは『売れそうな』が最重要キーワードになります。どの業界分野がどれほど予算を立ててそんな効果的な素材を探しているのか、想像してみてください。

今後間違いなく流行りそうなサービスや商品、常にアンテナを張って世の潮流をすかさずキャッチする事で時に数十万円で取引される素材作りに繋がるのです。何を写し作りどう形にしていくのか、RMの大いなる復権の可能性をこれからも前向きに掘り下げつつ皆で追求し真のプロフェッショナルクリエーターの道を是非掴み取ってください。



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プロフィール

デジ画職人のいっつぁん

Author:デジ画職人のいっつぁん
フリーの3DCGイラストレーター兼プロ写真家です。今のところ殆ど無名ですが、家族共々どうにか食っていけてます。仕事は主にストックフォトで2009年より動画素材も手掛けてまさに三足のワラジと言ったところです。

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