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ストックフォト素材の企画制作:DEGIGA.JP公式ブログ

なんで?摩訶不思議な都市空間『湾曲都市』現る!

最新タイトル『湾曲都市』公開


遂に登場!『湾曲都市』>
台風10号の通過に伴って日本全国暴風雨吹き荒む不安定な天候がここ数日ほど続いていましたが、本日からまた地域によっては40度を越えんとするあの辛い酷暑が再び訪れます。特に台風の置き土産でもあるフェーン現象が進行方向およそ北側(日本海側)の麓(ふもと)から盆地平野部にかけて猛烈な暑さを引き起こすとの事。熱中症対策は万全であるべきでしょう。

兎に角一難は去った訳なのでホッとされた方も多いと思います。という訳でタイミングとしては絶好のお盆休み明け直前の本日、長らく空いた間は否めませんが遂に私の最新作がこの日大々的に公開となりました。タイトルは『湾曲都市』、CG静止画素材となります。わ?湾曲?と疑問を持たれましたか?そう、本に湾曲している(上掲)画像です。

→DEGIGA.JPサイトで『湾曲都市』作品を確かめる。

今作品は以前東京を撮影した各々カットの中からそこに適した幾つかの光景を抜粋し改めてCG加工し直した新たなイメージ、まさに斬新で異次元的な見せ方にチャレンジした内容となります。それはあたかも球体に貼り付けたような不思議な奥行き間でありパッと見立体CGで作られたビル群?とまあ、とても実写で捉えた都市風景とは思えない理解不能な不可思議かつダイナミズム感がそこにあります。


制作手法とその狙い>
タネ明かしをすればこれ、まず最初に扇(おうぎ)状の背景を3D空間に用意しそこへ実写画像をテクスチャとして貼り付け再度画像生成するという至ってシンプルな手法です。すると必然としてこのような歪んだ絵に変貌するという聞けばあまりに簡素な作りで成し得た思いもよらぬ傑作?偶然の産物?と言えるでしょうか。それでも様々に多少の論理的工夫要素は必要でその辺が一般に出来そうで出来ない独自性の部分かも知れません。

理屈はどうあれところで実際のところこれってどうよ、いやいや買い手に喜んで頂ける要素は勿論外していません。ご覧になってまず分かる点は大方広く取った上部の空きスペースです。大きな文字もしっかり収まりその下に入れる長文にも十分対応できると思います。更に画像そのものが湾曲しているので遠目にも人目を惹いて興味をそそる事絶大であり、またテーマが「都市』『暮らし』であるが故の今のこのご時世にまことマッチする点などを踏まえ業界ジャンル共に広範囲に使い勝手は良さそうです。

都会(概ね東京副都心界隈)を写すと決まって困るのが所々あれこれ見えるビル屋上に設置された大型看板(ビルボード)ですが、そうなると一つの風景としてある程度長期に渡って普遍的に捉えようとすればそこにはかなりの難が生まれます。仮に文字だけ消しても見る人が見ればあまりに不自然であり誰もが知る有名な建物であれば尚更でしょう。その点今回の作品は逆に都心を離れ遠方より眺める事でそこが何処で何を写したものかがボヤけむしろ客観的で無機質な稀な都市像が浮かび上がったと言えます。

都会特有の圧縮された生活密集度に加え時にさり気ないあのシンボルタワーも登場するとは言え、何故かそこには一般に皆が確かに思う息苦しく窮屈な都会とはまた一味違う一種爽快感が伺えます。漠然と捉える普通の都市とは別格の空間演出された意表をつく挑戦的最新作に何卒ご注目ください。


細部はスペシャルサイトで>
今回、当新作『湾曲都市』の公開に合わせまして実にスペシャルサイトなる別ページを開設いたしました。こちらは今後は新作発表ごと更新していく予定です。詳細としましては何と言っても実際覗いて頂くのが一番なのですが、こちらに関して三つほどお断りがあります。

一つ目は、皆さん既にご承知の『直リンボタン』こちらもスペシャルサイト画像内左下部に設置させて頂きました。ただ閲覧デバイスがスマートフォンに限ってそんな直リンボタンが表示されません。もしもリアルタイム購入も視野にチェックされる際はタブレット以上の大型モニタータイプをお勧めいたします。

→DEGIGA.JPスペシャルサイト『湾曲都市』を高画質で閲覧する。(スマホ準対応・タブレット以上推奨)

二つ目、こちら画像の見え方が左右と下部で若干暗く描写されていると思います。不正防止というよりは左右矢印と文字を見やすくするためと思われます。当スペシャルサイトにつきましてはフリーテンプレートを使用している関係で特定箇所以外の調整や変更はかなり高度な専門知識を要するため行っていません。予めご了承ください。

そして三つ目ですが、今回こちらサイトに表示される画像サイズが長辺1000ピクセルでネット広告であれば十分そのまま利用出来てしまうデータを有します。上述のアンダー部分と共に中央に大きな透かし文字(マーク)を挿入するも慣れた人ならスポット修正等で取り除くなど至って朝飯前かも知れません。ご存知のように当作品はコンプライアンス及びセンシティブに手厳しい大手代理店にて正規販売されているものなのでサイトのご利用は最低限のマナー常識遵守でお願いいたします。

通常の閲覧ページ内640ピクセルサンプル画像下部には文字通りいつもの『直リンボタン』が設置されていますので全作品閲覧の際は以下こちらのページをご利用ください。

→DEGIGA.JPサイトにてタイトル『湾曲都市』全画像をチェックする。


その他更新情報>
合わせましてサイトトップ横長バナー『DEGIGA PICKUP』も更新されました。今回は紅葉のもみじ葉『タイトル:秋の宴(うたげ)より抜粋』を取り上げています。よろしければこちらもご覧頂ければと思います。

→『DEGIGA PICKUP』をチェックする。(スマホ対応)


最後に>
最長9日間にも及ぶ長い長いお盆休暇が終わろうとしていますが、皆さん体調はいかがでしょうか。私などは相変わらずの新作の制作準備に追われ…すいません。実はこの度を超えた暑さの連続故か気力欠乏状態で未だ本格的な制作に取りかかれていない状態なのです。しばらく前におよそ書きおえた絵コンテはそれなりに手元にあるのですがいざとなると制作ソフトに手が伸びず参りました。

今回のこのブログ執筆を契機に自らの尻を叩くが如く勢い付けてまず初めに必要とされる取っ掛かり作業に入ろうと思います。明後日19日(月)は皆さんにとっても今年後半に向けての最初の就業日であり兎に角暑さに負けずお互いじっくりしっかり頑張っていきましょう!継続は力なり。

激変の予兆!ストックフォト契約作家の悩ましさ

タイトル『面影・生きてこそ』より


明日から『老人』>
今日11日、一般的にはお盆休み2日目という事で昨日あたり帰省して実家でわがまま放題ゆっくりのんびりされている方、また最大9日間という大連休を利用した家族総出での豪勢かつ有意義な旅行三昧というご家庭もそこそこあるでしょうか。ただ現在日本の南にある大型の台風10号が目下西日本をめがけて邁進中という事で相当な注意が必要です。

予報では早いところで14日辺りから、もしかすると16日にかけて関東や東北地域広くその暴風雨に見舞われる公算が高いとの事。鉄道、空路、高速道路など各種インフラへの影響が懸念されます。無理をしない行動を是非とも心がけて頂きたいと思います。

ところで今日11日ですが実はもう一つ大いに意味のある日になります。手前味噌で恐縮ですがまさに今日この日、実は私の50代最後の日なのです。明日から遂に『老人』と一線きっちり区分けされる歳60代がスタートします。令和元年ならぬ老人元年と言いますか、人生を3ステップで分けるとすれば最初が成人へと向かう形成ステップ、そして責任が伴う社会牽引時代のおよそ30年を経て残すは最終ステップ『老化衰退期』に突入する事になります。

取り敢えずはそれでも私の場合はまだ元年なのでそれほど自らの衰えを強く感じる場面は少ないですが、それでも若い頃のような過激な運動の是非や身体の所々にガタがきている事は承知していて、多方面大小なり持病を抱える人はそれなりにいらっしゃると思います。たとえば今盛んに言われる『糖尿病』『癌』です。

糖質過多がもたらすそれは下手をすると命にも関わる疾患と永らく言われていますが結構人は日頃から無頓着であり過去からの喫煙に暴飲暴食癖はそのままにある日突然具合が悪くなって告知される、そんなものです。このところのメタボ体質の急速な増加傾向からはいつか訪れるであろう不幸な未来を暗示しています。来たる『ステップ3』のより多くの時間を豊かに過ごせるよう皆さん今こそ節制しましょう。


ストックフォト絶え間ない変革と翻弄>
と、やや自身の嘆き節にも聞こえますが、ところでここ長らく続くストックフォトシステムにも時代の変化によって様々ステップその販売方式は幾度となく様変わりしてきました。まず大判ポジフィルムによる貸し出しに始まってそれが35ミリ版サイズになりデジタル技術の向上で一時をCD−ROM販売、後の大容量サーバーを中核とするダウンロードタイプへと移り一部の巨大化した総合エンジェンシーの突出によって小規模店が撤退を余儀なくされると今度は突如常軌を逸した低価格帯業者(マイクロストック)が大量出現。

2011年3月に発生した東日本大震災後の混沌とする国内の衰弱期を好機と捉え販路を拡大、経費節約とばかりに今や大手企業ですらその大舞台で平然とマイクロクトック素材の利用が目立つようになりました。そこでえらく困ったのが自身も含む世のストックフォト契約作家プロ集団の面々です。売り値が5分の1(単品売り)、10分の1(まとめてのサブスク)であれば条件によってはギャラの比率はそれ以下であり、この調子が続けばまともに食っていける筈がありません。受け持つジャンルによっては当然離脱組も出てきますし大小なりとも全くもって代理店第一主義たる不条理甚だしい境遇へと作家陣が大挙して追い込まれているのは明らかです。


アマナイメージズプラスの本気度>
数回前辺りのブログ記事にも少し書いたと思いますが、国内唯一の3大フォトエージェンシーですら世の常別途そんな低価格帯素材(マイクロストック)部門を併設しています。通常ならサイトを分離してそのターゲット層を分ける戦略をとる訳ですが、今や国内最大手のあのアマナイメージズさんがこの度大胆な手法に乗り出しました。安売りマイクロ系素材と従前の高級路線系を一つのサイトに合体させたのです。既にご承知の『アマナイメージズプラス』がそれです。

私の作品も既に新たなそんなサイト上にアップされ販売が正式に開始される中、現時点では今のメインサイトに当たる『アマナイメージズ』でもこれまで同様並販されている状況ですが、近い将来新設のプラスサイト側に移行され販売チャンネルの全面的な統合刷新が行われるのではないかと想像します。

また、今の各社時価相場も勘案してか残念ながら幾分か売り値が引き下げられました。売り上げがこれまでと同じまま何も変わらなければ単純にマイナスであり預ける側は更に厳しい状況に置かれる訳ですが、ただ反面これを機にトータルとして上下層満遍なくより多くの眼に触れる機会が与えられたとすればむしろかつてない絶好の機会を得たとも言えます。そもそもマイクロストックなどの低価格帯は数が捌(は)けてナンボのシステムであり売れている人で月販が数百点単位といわれる稼ぎ頭もザラに存在する世界でもあります。

社会のルール常識が安値多売にシフトしているのであれば遅蒔きながらもアマナイメージズさんが新たに挑む今回のビッグチェンジの成功は今後各々契約作家の窮地を救う救世主たる大きなウエイトを占める筈です。少なくとも私はそう信じたいです。いずれは他社さんも似たケースで追随してくる可能性があり、さて、大胆とも思えるアマナイメージズプラスを主体とする大変革が内外ストックフォト業界全体の今後の流れにどのような影響を与えていくのか期待を以って見守りたいと思います。


実を言うと上述以外で守秘義務上お話しできない部分がありまして、ただ、さほど先ではないと思いますが公開可能になりましたらその時点で当ブログで大々的に発表したいと思います。下請けとされる契約作家はいつの時代も往々にして弱い立場であり誠に悩ましい限りです。若さゆえの発想力が物を言うただそれだけを以って社会を渡っていけない現実をこの60歳を境に改めてつくづく感じます。『老化衰退期』の尽きるまで「負けない」ただそれだけを信条に今後も尚も頑張って世が求める『欲しい素材』を1点でも多く生み出していきたいと思います。老人元年万歳!


→DEGIGA.JPサイトでタイトル『面影・生きてこそ』をチェックする。

→静止画あり動画あり様々意表をつく掘り出し物素材が満載!

→『秋の素材』はこちらからどうぞ。


欲しい秋素材と聞けば今が旬!

タイトル『白川郷・麗しの秋』より


どうなる日韓関係その後>
長い長い梅雨の時期がようやく終わりを告げて今日は8月2日、昨年同様『猛暑』が日本各地で今まさに猛威を振る状況です。確か今日あたりがそのピークらしくお盆が近づくにつれて徐々に最高気温の数値が下がっていく予想が出ています。しかしながらそれでも常に日中は30度を大幅に超える訳なので迂闊には過ごして居られません。熱中症対策はこまめに行いましょう。

そう言えば本日、今般やたら揉めに揉める日韓関係の最中遂に日本が韓国を貿易優遇制度『ホワイト国』から除外したという正式な閣議決定がなされました。兵器転用可能なフッ化水素系原料の横流し疑惑がその最たる理由になりますが、韓国政府は断固そこの疑惑を晴らすつもりはなくむしろ概ね確信犯なので都合が悪い訳です。ただ一方的に上から目線で『撤回』の2文字を振りかざせば日本政府が言う事を聞くとでも思っているのでしょうか。

この調子で両国関係が推移し続ければ日米韓3国が取り決めた軍事包括的防衛網『GSOMIA』での日韓連携が蔑ろにされてその隙をついて北は勿論中国やロシアに不利益な侵攻を許す事にもなり兼ねません。まさか同時進行する極度の経済低迷も手伝って韓国内に於いて突如大規模な軍事クーデターが勃発する恐れさえも感じてます。一応私の備忘録としてこの事をここに記しておきます。


紅葉風景一人勝ち?の極意>
さて、話を変えてストックフォトに話題を振りましょう。今は真夏始まったばかりとは言え広告業界では既に『秋』素材のチェックに余念がないおおよそその時期の旬を迎えたと捉えていいでしょう。現在のネット広告の盛んな状況を鑑みて確かに紙媒体目的の需要は減っているもののそれでもある一定数の業界やその宣伝手法はそれなりに健在であり、私など今もラージサイズの売り上げは小サイズに混じって半々程度あります。

問題はお客様の極端な減少(マーケットのシュリンク)の影響から月の販売数並びに少額ものの増大、少ないユーザーの奪い合いが顕著となり常に不安定な現状が繰り返され続けている事です。秋といえば『紅葉風景』と一般には考えがちですが、そんなものはそれだけでもうとっくに数億点は下らないほどに在庫され買う側にすれば質がどうのこうのの観念などもはやどうでもよくなっていると思われます。

要は目立ったもの勝ちであり、秋ジャンルにも様々あって人物との掛け合わせに秋の料理メニュー、小物風物詩、秋祭りやその時期ならではの多種イベント関連、背景に適した別途秋イメージたるイラストの数々、純粋な風景写真はそのほんの数%にも満たない極少カテゴリーに違いありません。そうと分かってさて、その分野で如何にしっかり食い繋ぎ生き残るかと言いますと、そこは何と言ってもどの業界業態がどのような場面かたちで利用したいと考えるかの詳細を確実に掴んだ上で必要な現場に向かい絶えず高確率のタイミングで撮影に挑めるかに掛かってくると思います。

そして第二にその幸運な被写体をどれだけのセンスを持って表現し得るかも重要でしょう。漠然と紅葉した葉っぱをピントぴったり撮れていれば良いという問題ではありません。常に使う側の気持ちに立って画面構成する事が大切です。コピー挿入の云々しかり情感の漂わせ加減、新鮮さを醸す見栄え新しさ、また技術面で当然と言えるのが色域への知識と相まった編集の最終工程を経ての完成度は外せません。

厄介な色調『赤』>
カメラマンの中には印刷など一切考慮せず彩度を目一杯上げて画質(画像データ)を破綻させている人を多く見かけます。RGB形式の現場で利用される分にはまだマシですがこれが紙媒体であればCMYKでインクとして色分解される条件上ある色域だけが飽和して使えないという苦情は少なくないと思われます。今だと原版入稿はカメラマン側自らが行う事も多く、編集ソフトの初期設定ミスで印刷後の色がくすんでいたり暗く潰れていたり納品期限が迫る中えらい騒ぎになります。

私たちストックカメラマンは実質販売代理店に丸投げなのでその点を事前に十分考慮出来なければ真のプロとは言えないでしょう。今回のテーマ『秋』ですが、赤や黄色は特に注意する色調です。特に赤の飽和点は狭くモニターのタイプによっては気が付かないまま再現域をやたらはみ出てしまう事が多いです。撮影記録の形式が仮にRAW(ロー)データだとすると色域はふんだんに確保されているので同様の色域を持つAdobeRGBを再現するそんな編集モニターを利用していればその飽和点に気づきません。印刷時は大概がやや色域の狭いsRGBを限度基準としておりうっかり飛び出した赤の領域がくすんで潰れた挙句被写体のディテールすら失われる事は多々起こり得ます。

ここで偉そうに解説している自分も以前はその辺が無頓着で結構な数周りに迷惑をかけた経験がありました。最低限学べる事は是非習得しておく事をお勧めします。上掲画像は以前秋たけなわの長野奥飛騨方面を訪れた際に立ち寄ったユネスコ世界遺産でも有名な『白川郷』でのショットです。稀な藁葺き(わらぶき)屋根の修繕作業に出会えて本当幸運でした。

現在ですが、昨年撮影の最新秋素材を現在急ピッチで編集しております。近々皆さんにお披露目できるかと思いますのでご期待ください。このところ数年ほど実写動画をサボっていましたがこちらも少し志向を変えてチャレンジしたものがあります。静止画合わせてその新たな活路を見出せるか、兎に角も令和元年『勝負の秋』と宣言しておきましょう。


→DEGIGA.JPサイトでタイトル『白川郷・麗しの秋』と『山河秋彩』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトでフィーチャーセレクトページ『秋セレクト』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトで動画タイトル『秋踊る』と『Autumn Stream』をチェックする。

魅力尽きない北海道

タイトル『空よ。大地と。』より抜粋


北海道に魅せられて>
現在7月も後半に入りもうとっくに梅雨明けで太陽はギンギンギラギラと思いきや、未だじっとりとその前線はしっかり日本列島に居座り続けています。毎日が断続的な雨天絡みで洗濯物が干せない状況でほぼ毎日洗濯機の乾燥機能を作動させて無駄な電気代が掛ると文句タラタラのうちのカミさん。

さて、そんな本土と比べて梅雨知らずと謳われる地域と言えば皆さんご存知の『北海道』ではないでしょうか。空気は常に乾燥していて爽快、スカッと晴れ渡る目に眩しいほどのブルースカイの毎日が想像できます。私も過去数回、一世を風靡したあの人気テレビドラマ『北の国から』で有名になった富良野やその隣り町美瑛(びえい)には必ず立ち寄っています。6〜8月ともなればまさに最盛期、緩やかな丘陵を成す広大な畑それぞれがまるで敷き詰めた絨毯のような文様を成しジャガイモの花を始め色とりどりの作物で賑わいます。

上掲画像ですが、その一角に黄色く咲き誇る菜の花の仲間キガラシです。この土地ならではの想像を絶するスケールにはただ呆然とするばかりです。この花の使われ方ですがつまりは肥料(緑肥)、次期作物の栄養となるようそのまま埋められます。この撮影から2日後でしたか同じ場所を再度訪れると何とその姿はなく全くの更地と化していました。偶然にもあの日立ち寄らなければ写せなかった奇跡のショットとも言える貴重な画像となりました。

上述の『スカッと晴れ渡る』ですが北海道と聞いて実際はそう毎日確実に晴れ間が続く訳ではありません。地域にもよりますが曇天もそれなりに多くやはり現場にサッと赴いて確認できる地元カメラマンの写真の出来ばいは違います。これまでもそんな驚きの素晴らしい作品を私たちに垣間見せてくれています。その代表が言わずもがな故前田真三氏でしょう。当時写真集も購入してその風景の素晴らしさに触れ最初に訪れたのが去る1990年だったか、これまで目にした事のない別世界の感動が今も脳裏に鮮明に焼き付いています。

弊害をもたらす観光客>
あれからおよそ30年が経ちその撮影現場は相当に様変わりしました。畑にはあちこち進入禁止の立て札が立ち並び撮影名所を拠点として監視員が常時巡回しマナー違反者への啓発活動に余念がありません。私が訪れたその最初の頃はそれほど迷惑がられておらず歩いて畑の間を通り抜けようが自動車で入ろうがお咎(とが)めなしで、むしろ「あそこからの風景がいいよそこの畦(あぜ)まっすぐ行って右」「ここ今からトラクター入るからグルッと迂回して、悪いね」こんな具合でした。

ところがここしばらくの度を超えた不届き者の進入で作物は荒らすは、勿論靴の溝に挟んで持ち込まれる他のタネによる病気被害の温床ともなりそのかつての温和ムードはサッパリ無くなっていきます。私も数年前に実際に経験していますが、ある写真グループのご年配者数人が訳あって切り倒され今は無き『哲学の木』の周辺を囲んで撮影に没頭している場面に出くわしました。

すかさず監視員が詰め寄って「そこから今すぐ道路側へ出てください。そこは私有地で進入禁止です。」そう叫ぶと「なんだよ、俺たちは観光客だぞ。あんたらの収益の手助けしてるんだ。」これです。面と向かってこれだけ大胆に屁理屈を言う人を始めて目の当たりにしました。「大体ここの車止めのタイヤをもっと分かるように道路沿いに置きなさいよ、誰だってこれじゃクルマを奥まで入れちゃうよ」と自分たちが乗り合わせた四輪駆動車が畑に半分突っ込んでいる事にも不条理な言及をし、私も近くで聞いていたので流石に気まずくなったのかその後少し撮ってからそそくさとその場を離れて行きました。

非常に残念な方々です。こういった輩が集団で絶えず畑に押し寄せるのですからたまりません。ただでさえ最近の気候は北海道でさえ不順になっています。猛暑など本土と比べてむしろ北海道の方が高い日が多いですし数年前に訪れた際はあまりの暑さに熱中症に成り掛けて即日陰に逃げ込んで自動車のエアコン全開で半日横になった日もありました。農家さんはイライラ、それだけでも作物には多大な影響が出ていると察します。

プロカメラマンこそ悔い改めよ>
このところのインバウンド効果から観光農園がその人手の多さにパンク状態だそうで特に北海道特産のラベンダーをメインにアピールする農園は大型観光バスの頻繁な乗り入れで駐車場が常に満車状態と聞きます。主にアジア圏の来訪者が多いようですが、カレンダーでもお馴染みの『四季彩の丘』だったでしょうか、今年から駐車場がアスファルトに覆われて小綺麗に整備されたようです。ただ有料となり1日¥1000と聞きました。

こうやってじわじわとその土地ならではの貴重な悠久なる風情が失われていくのですね、誠に残念です。良くも悪くもその地域を常時写し伝える側のカメラマンの存在は少なからずそこに影響を与えている事は確かです。観光パンフレットや地元ポスター、都市部で行われる撮影セミナー、観光ガイドにツアー斡旋、およそお金儲けに余念のない事業者も交わって結果環境破壊に手を染め続けているという事でしょう。食うためとはいえ私も含め罪なカメラマン(あくまでプロ)は自らを悔い戒めるべきです。

地元カメラマンに言いたい。
一つの表現としてもういい加減撮り切ったでしょうにそろそろ別の地域に身を移してみてはいかがですか。元はといえば開拓開墾の地、よそ者が今更ながら農耕を主とするこの地に永遠と拘る意味が分かりません。ビジュアルとして素晴らしい魅力を伝えれば伝えるほど益々ダメにしているとは思いませんか?

え?カメラが売れなくなる?各種関連雑誌が売れなくなる?旅行会社が儲からない?地元にお金が落ちない?税金取れない?後継ぎが出て行っちゃう?飛行機新幹線が来なくなる?JALの嵐のコマーシャル大好き。なるほど。



→DEGIGA.JPサイトでタイトル『空よ。大地よ。』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトでタイトル『気持ちのいい丘』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトでタイトル『夏色ガーデン』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトでタイトル『北方浪漫』をチェックする。

→DEGIGA.JPサイトでタイトル『背景アンソロジー2』をチェックする。

ストックフォトは社会景気に連動する?

タイトル:Enjoy Sky(動画素材)より


雲の撮影は『運』任せ>
上掲画像は久々の動画素材でその一部分を静止画に切り出したものです。動きとしては中央から放射状に広がり迫るイメージなのですが実はこの撮影は結構運に左右される貴重なショットで思わず自画自賛したくなるくらいに出来栄えは上々です。風の向きと雲の張り出し具合、うまい具合に画面の中央付近がスカッと抜けていることが重要で、そこにブランド名やら訴求コピーが入る訳です。

もちろん再生速度はコマ数を圧縮し実際よりも10倍ほど速めています。撮影当日の気象条件的な移動速度にもよるので速度調整は各々それぞれだと思いますが、こちらのようにフルで30秒であれば単純に5分の撮影となり編集時に速度変換するという具合です。

最近流行りなのがインターバル撮影でしょうか。シャッターが切れる間隔を1〜数十秒にあらかじめセットしておき最終的にそれら細切れカットを1ストリーミングに繋いで動画化する所謂アニメーションのセル画複写に近い作業です。ただこの方法では通常タイムレート1秒間30コマを要するムービーでは残り29コマ分が足りないため写す被写体の移動が速いデリケートなシーンではあたかもコマ落ちしたかのようなパラパラ描写になります。

最近では多くのムービー機種で繋がりがより滑らかな2倍の秒間60コマが大勢を占めており秒1コマ撮影のインターバル(タイムラプス)に比べた品質差は明らかです。私の場合は主に秒60コマ撮影後に編集で速度調整を行うようにしています。勿論花の開花であるとか数時間単位の風景の変化を狙うなど相当な長時間撮影を必要とする場合は別で一般にデジイチのムービー機能は内部の過熱抑制上最高30分が限度と聞きますのでこちらはタイムラプス撮影の選択枠しかありません。

様々使う用途に応じた適時的確な表現方法をお選びいただければと思います。今回の動画素材はタイトル『Enjoy Sky』(エンジョイスカイ)より抜粋したものですが、こちら以外にもそれなりに使えそうな雲移動素材が豊富です。是非その詳細をご確認ください。このような空背景は時代変化に関係なく比較的人気のある素材と言えますが、いざとなればどなたでも撮影できるので代理店に於けるストックの分量も桁違いです。

素材を選ぶ側にとってそこに如何に気の利くスパイスが組み込めるかで結果は変わってくるので他との差別化は重要になります。それこそ自然相手の『運』を味方につけてナンボの部分は大きいですね。


市場原理とストックフォト>
含みとして過去のブログでも結構書いたと思いますが、今後景気が上向けばストックフォトの売り上げ(回数と単価)もそれに乗じて向上していくのか、私の中でここしばらく頭を駆け巡っている懸案のひとつです。確かにある時期を境にマイクロストックビジネスという低価格販売方式が登場し従来型『高級路線』なるプロ用ビジュアル素材の価値は否応なく極端な下げに転じています。

仮に市場経済が上向いたならば賃金が上がって企業の設備投資や庶民の財布も緩んで購買力盛んにその頻度に応じた広告業界の栄華が蘇る事でしょう。零和時代に相応しい新たなジャンルの事業者がじゃんじゃん現れて活気付いたならば当然そこに必要な広告宣伝も増える訳なので主力エージェンシーに過去から大量の素材を預け入れしているような契約作家さんの売り上げは生気を取り戻すであろう?

いや、そう単純には解決しないといいますか何か違うようにも思えるのです。自身近況として最近は制作速度をアップして1タイトルを月単位で制作しているのですが、それら質向上を図ったまさに内容狙い目ど真ん中とも思える近作が一向に売れていかないという現状ジレンマがあります。売れているのは大方数年前と変わらぬ普段通りで季節や状況に応じたその順番の入れ替わりくらいでしょうか。

まず販売点数がはけない(増えない)のです。どうにも笑っちゃうほど毎月の点数が拮抗していて変化に乏しく、むしろある月ガクンと予想以上に下がる事の方が多いくらいです。一つ考えられるのが『見込み客の減少』ですが、前々回のブログ記事『ストックフォト四つ巴』現象によって購入先が極端に分散してしまった結果に起因する部分はあるでしょう。そして二つ目が『制作ジャンルの偏向』。こちらは私を含む制作者側の問題とも言えるのですが、どなたにとっても作品制作に於ける得意不得意があるので、資金的にもなんでも作れる撮れるはあり得ません。

ある作家がほぼ一つの得意とするジャンルやテーマを軸に様々手法も駆使しバンバン撮影(制作)したとしてもそこに肝心のお客さんが居なければ売れる筈がないのです。私が手がける『CG』などはその典型であり元が実写要求のユーザーにCGなど眼中にはありません。テクノロジーだネットワークだグローバルだと浮かれているのは制作する己のみ、その時々のブーム(好まれる傾向)も勘案して売り上げ低迷の根源とその現実はそこにこそあるのかも知れないのです。

今このストックフォト稼業の実働分を取り戻せるとすれば何をどうするべきでしょうか。過去の何を捨て次の何処を目指すのかが問われています。「はい、景気が良くなりました」でもその時点で以前と全く同じ考え方に囚われていたのでは『売り上げにプラスの変化』は極めて起こりづらい、つまり実質的にそういう結論に達しました。

生き残りを賭けた大一番>
既に皆さんもご存知と思われますが、日本の三大代理店の一つアフロさんで超破格の『イメージマート』なるマイクロストック販売が開始されました。以前にも別名称の似た販路は設けていたようですが、この期に及んでいよいよ本腰を入れてきた感は否めません。アマナイメージズさんも今年4月より同マイクロ系の『アマナイメージズプラス』をブランドアップしており志向はさておき老舗ブランドも例外なく『何やっても構わん、とことん売れ!』の様相に変貌しつつある事は間違いない潮流と思われます。

率直に、私の立ち位置からしてそんな安売りブランドに鞍替えしようものならまず長生きは出来ないでしょう。取材費も捻出できず毎月の生活はカツカツで言って見れば趣味に転向という余りにお粗末な末路がハッキリ想像できます。声を大にして「本当にこれでいいのか代理店!」まあ、どう叫んでみても今巷で流行りの言葉『自己責任』でお終いです。何を差し置いてもこの時代が求めるであろう斬新な方策をいち早く見つけ出す事を自らに厳しく課していく以外にはなく、上述のそれこそ呑気に『運』任せは以ての外です。


→DEGIGA.JPサイトで雲の動画素材『Enjoy Sky』をチェックする。
※トップページ中央付近の帯状バナーをクリック=スマホ対応

→初めての方へ...『直リンボタン』って知ってますか?