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広告素材のバロメーター!デジ画の日々

ストックフォトCGクリエイターのひとりごと

POWER OF EARTH『グローバル化がもたらす変革』

powerofearth


いざなぎ景気ってなによ!>
2018年も師走という年の暮れを迎え残すは僅か半月余りとなりました。ここ数日朝方など結構冷え込む陽気も相まってあれだけ猛威を振るった温暖化騒ぎはどこ吹く風といった感じもしますが、しかしながら気候変動は私たちが知らぬ間にすぐ足元でじわじわと進行しその本性を表しつつあると言えます。さて来年は広い意味で天災かそれとも人災か一体何が起こるのでしょうかトラウマのごとく不安は募ります。

ここしばらく続いている不景気市場の動向ですが、先日政府筋から思わぬ発表がありました。何を隠そうこの日本が再び『いざなぎ景気』圏に突入したというのです。私自身正直耳を疑いたくなる報道であり「どこが?」と返したくなります。

つまりは株価が上がってGDPが1パーセント越え、失業率も低下し雇用水準も好調で合わせて企業の設備投資促進の動きも活発化しているというのが主な査定基準らしいのです。ただ疑問なのは巷が示す現状は未だ鈍いという事です。一部の大手上場企業を除いて大いなる昇給の兆しは見受けられず且つリストラなどの人員整理はしきりに繰り返されており隠れブラックを筆頭に非正規や派遣枠は相変わらず拡大の一途を辿っていると聞きます。


グローバル経済の波紋>
そこに来て先般の『入管法』成立が重なって間をおかず来年度から早速施行される見通しなので今後外国人労働者の急増から果たしてこれが仕事現場にどんな影響を及ぼすのか日本の未来を多くの国民が不安視していると思われます。これ即ちインターネット網の情報の渦が巻き起こす急速な『グローバル化』がもたらした不幸といっても過言ではありません。

まず過剰な移民流入のその余波はヨーロッパからアメリカへと伝播し、復興冷めやらぬこの日本にも勿論押し寄せて来ました。低賃金労働者の確保はこの不景気に行き詰まりの危機にあえぐ特に零中小企業にとって最後の砦(とりで)であり命綱ともいえるでしょうか。一旦そこに定着すると後戻りはできません。

過酷な仕事に於いてもしっかり働いてくれる外国人に依存するのはむしろ必然となり得ました。労働条件に難色を示すようなわがままな日本人の働き口はより狭まっていくという事になります。かつてのような大企業を中核として網の目を巡らす事業形成的な市場経済システムはもはや時代遅れなのでしょうか?終身雇用制度が揺らぐ中、事業展開の人選を即戦力とばかりに人材育成が疎かでこの先を担う筈の健全な後継者枯渇も危惧されています。

常に潤っているのは上手い仕組み(仕掛け)を編み出した富裕層経営者周辺のみで、お金はその中だけで永遠に回り続ける構図に他なりません。ネットのコメント欄にはそれでも低階層を小馬鹿にする輩も多く居て、それではそんな低階層国民の仕事が低賃金を良しとする外国人に尽く奪われたら今言う勝ち組さんがこれまで通り変わらず裕福で居られるとでも思っているのでしょうか。全体のバランスが保たれて初めて『勝ち組』が温存されるのだと今一度思い巡らすべきです。


猫も杓子もサブスクリプション>
話は変わりますが、ここ最近よく耳にする言葉で『サブスクリプション販売』という商法があるのですがご存知でしょうか。一言で言えば『レンタル』販売の事で、ある一定の期間なり量なりを月々予め決められた料金設定でその商品やサービスの利用権が許諾されるというやり方です。あくまで借りる前提なので概ね私物化出来ない仕組みでしょうか。

先日もあるラーメン店でこのサブスクリプションが導入されたようで1ヶ月¥8,000台だったかと思いますがその店のメニューが別途条件付きながらほぼ食べ放題になるそうです。そしてインターネット販売のECサイトに於いては自動車の購入予約やポルシェ、フェラーリなどの超高級車までもがそれなりの料金で容易にレンタル出来るともありました。

映画やドラマ、音楽配信、アプリに関わる多くの業態でそれは可能でリアルとバーチャルの境なくまさに商売の標準になりつつあります。私の今生業にするストックフォトはその先駆けに位置しているでしょうか、重いビジュアルデータが素早くネット転送できるようになりそれまで当たり前であった紙媒体としてのカタログはいつの間にかサイト表示に切り替わり、納品も全て半自動化され人の手を介在しないAI(人工知能に任せた)構造に限りなく近づいてきました。

残念なのはこのストックフォトではその簡易さゆえの価格破壊も同時進行しユーザーのより安い商品への拡散が起こります。上記サブスクリプション販売はその過程で必然として発生したと言えるでしょうか。まとめ買いがお得という謳い文句からアマチュアカメラマンの参戦をも許す羽目となり常軌を逸した超低価格販売合戦が今現在も止まるところを知らず大いに展開中です。

他の業態はよく分かりませんが、私同様に突如泣きをみるポジションへと否応なしに追い込まれた人が結構居るのではないかと想像します。まさにこれが世界を震撼させた『グローバル革命』なのです。変革は絶えずハイスピードを保ち一個人事業者を排除やむなしの非情な市場構造はもはや尋常でない有様です。

『POWER OF EARTH』がもたらした急速且つ流動的なこの市場原理に極めて小さな個人としてさて今後どう対峙していくべきなのか、我々の答えを探す時間はそれほど残っていません。




アフロサイト必見『CGで描かれた地球』特集>
本日、あの国内大手フォトエージェンシーのアフロさんのサイトを覗いておりましたら、『イラスト・ベクターのみ』項目に新たに『地球』コーナーが設けられておりました。そのサムネイルバナーの画像に運良く私の素材が使用されています。そしてこちらは最新納品日順と思われますが、その先に進みますと前半に私の新作素材でありますタイトル『NETWORK MIND』に含まれる『地球』パターンがババッと大量に表示されていました。これは大変有り難くまこと感謝しかありません。

という訳で今回は『地球』素材を上掲してみました。年末から新年、そして4月の新年度に備え、ダイナミックな地球素材は如何でしょうか。デジタルが巻き起こす壮大な変革のドラマのど真ん中にグローバルというキーワードは外せません。地球イメージはその最たる最強アイテムと考えられますのでこのタイミングで何卒積極的なご活用をお願い申し上げます。

→アフロサイトの新設『CGで描かれた地球』項目をチェックしてみる。

→DEGIGA.JPサイト内のセレクトページ『地球RM』をチェックしてみる。
※こちら『地球RM』セレクト作品は全てRM(ライツマネージド)販売形態なのでオリジナリティが際立ち使用時の他社バッティング回避にも有効です。

今朝のNHK新日曜美術館は『林忠彦』特集(夕方再放送あり)

彷徨える路傍より抜粋


写真家の林忠彦って知ってる?>
NHKが放送する新日曜美術館という番組は結構好きでその前の日曜美術館からそれなりに拝聴させていただいていますが、内容の殆どが絵画や彫刻、現代アートに伝統美術(日本画含む等々)で『写真』をメインに取り上げる回は滅多にないため最近はあまり気にも止めていませんでした。

ただ今朝は偶然やや遅い朝食との時間的タイミングが合った事から久々にチャンネルを合わせると今は亡き著名写真家の『林忠彦』特集が組まれていました。個人的な思い出としては以前写真館で働いていた当時、地元茨城県の水戸市で開催された写真商組合主催のカメラショーなる行事に特別ゲストとして林氏が招かれ、私の店が入るブースのすぐ横をお弟子さんなり数人で通り過ぎる光景を間近で目撃できた経験でしょうか。

その風貌は全体が黒づくめで引きづるが如き使い込んで年季の入ったロングの皮コートをなびかせていた印象が記憶にあります。すぐ横につくお弟子さんもそれ相応にお年がいっており兎に角お二人とも『渋い』の一言に尽きます。見た目はかのジャズミュージシャンで有名トランペッターのマイルスデイビスを思わせる圧倒的存在感がありました。

相当以前からかなり気になっていた写真家で特に彼が名を馳せたのが当時の著名文化人の肖像写真でしょうか。番組でもその辺が多く紹介されていて時の伝説的小説家の太宰治、川端康成、織田作之助、坂口安吾など錚々たる人物の生々しい姿を見事に記録された実績は皆さんも周知の事と思います。


知らず識らず学んでいたような>
私自身も当時スタジオカメラマンを担当していた頃にそこへよく遊びに来られたお客さん(写真同好会の面々)をモデルにして実験フォトを盛んにやっていた事を思い出します。モノクロフィルムで撮った写真を自ら現像プリントして店頭に飾らしてもらいそれがまた宣伝にも繋がったでしょうか。それなりの腕も磨かせていただき仲間には今も感謝しています。

それもこれも『林忠彦』氏の影響が大きかった事は確かです。あの頃のカメラ雑誌のグラビアに毎月登場する作家の一人が彼であった事、意表をつく演出や場の設定また特異なライティング手法が私の目を惹きつけました。日頃私もスタジオ専従なので印刷物を見てそれがどう写されているのかライティング技法などは即座に見抜けましたし、何故そうするのかの狙いも見えていました。何はともあれ捉えるその人物を知る事が先決ですし弾む会話の中から『その一瞬』とやらを捕まえる仕事、直に会わずとも大変見習うべき要素がそこにはありました。

晩年『東海道』の取材を始めた訳ですがすでに重い病気を患っていて余命5年という状況でも弱音一つ吐かず精力的な取材活動は続きその完成は何と死の3ヶ月前と聞きました。本人としてはまだまだやりたい事はあったでしょうに享年72歳という余りに早すぎる死でした。


引き算あって足し算で残す>
確かに育った時期が戦時中とあって過酷な状況が相まって精神的にも健康維持的にも相当にご苦労されたでしょうし時に酒に明け暮れる事もあったに違いありません。しかしそんな時代だったからこそ残せた貴重な記録があります。番組は後半にその辺もつぶさに追っていて、焼け野原から這い上がろうとする人々の懸命な姿を彼は克明にまたリアルに活写し戦後東京の生々しさを記録し続けていました。

人を撮っても街の姿を捉えても彼の視線の先には絶えず多くの情報量を記録するという使命があったように感じます。ファインダーを覗けばそこにこそ彼の真骨頂があり決して褪せない忘れがたきあの頃嗅いだ『時代の匂い』というものが強くしみ出てくるのでしょう。私はそんな彼の表現主義志向がとても好きでした。敢えて確信犯的に狙っている訳ではありませんが不思議な事に無意識ながら今私が写す写真が比較的そんなニュアンスを含んでいる事です。


ストックフォトに活かせないかな>
もちろん撮影現場は林氏と比べれば雲泥の差であり何かの縁で仮に発表出来たとしても特に世間を賑わすテーマもありませんが、一般に思う常識的なストックフォトでラインナップされるビジュアル素材とは一線を画す特別な感じもしています。素材として売れにくく人気薄なのはそれが原因と言えなくもありませんが、面白いものでそうと理解しつつもやはり毎回同じような視点で捉えている自分が居ます。

時たまですがそれでも忘れた頃ポツポツと売れてます。内容はまちまちで捉えどころはその都度利用者に直接聞かないと何とも言えませんが当然目的如何を前提にセレクトの段階でそこに惹かれる必要なムードとか要素なりが出ていたんでしょうね。そうは言ってもかつての林氏のようにいっぱい稼げる恵まれた写真家と片や明日がままならない貧乏ストックフォト屋、なんか悔しいですけど。



教訓:先ずはそこそこ有名大学に進学して専門学科を専攻、出版社繋がりの会社に就職して修行と同時に人脈を拡大、自分なりの大きなテーマを以って精力的に活動、コネを使って売り込み、運をものにする、ある日人生が180度変わる。いや、その前にやっぱり重要なのは『聞き上手お話上手』である事でしょうか、世間を見渡せばそこにも天才(時の人)たる所以(ゆえん)があると思えます。

→DEGIGA.JPサイトで扱うタイトル『彷徨える路傍』(上掲画像)ですが、こちらは写真集感覚で眺めても十分楽しめます。


今の世の中何もかもが冷え切っているような

リッチな背景より抜粋


世知辛い世の中になったもんだ>
先般、日本のお笑い芸人が共にトップを競うM-1が開催され敗者復活戦を経て晴れてコンビ名『霜降り明星』がその栄冠を手にしました。と、そこまでは良かったのですがその後同じ芸人仲間のとろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智が共にSNSのツイッター上で当審査員を務めていた芸人の大御所上沼恵美子に対して辛辣極まりない暴言を吐きまくるという暴挙にネットを通じてその内容が一気に拡散されていきました。

言われた側の上沼さんは勿論大激怒で問題を起こした二人が所属する吉本興業や彼らが師匠と崇める今田耕司、司会を務めた松本人志ら面々がこぞって謝罪と火消しに走るなど慌しい状況は現在も続いているようです。各コメント欄には「何でわざわざネットで公開するかな」「女性蔑視発言が許せない」「馬鹿としか言えない」お笑い大好き界隈に関わらず広くネット民の怒りの収まる気配は一向にありません。イメージ的にもそうですが、契約中の仕事終了を機にその後の二人の復帰は相当に厳しくなる情勢です。

そしてそれとほぼ同時にやらかしたのが元貴乃花部屋の力士貴ノ岩です。付け人に結構な暴力沙汰を起こした事からこれには関係者も呆れて収拾がつかずあえなく引退となるようです。貴ノ岩関といえば少し前にカラオケボックスで当時横綱だった日馬富士関から暴力を受けたとし当時親方の貴乃花が最終的に相撲界を去る決断に追い込まれました。その後移籍先で頑張っていたと聞きますがこの一件に関しては誠に残念でなりません。

続いてこちら日曜夜7時放送の大人気バラエティ番組ともなったご存知『イッテQ!』の宮川大輔が繰り広げるお祭り企画で『やらせ』が発覚、その後の内部調査でさらに数カ所でのやらせが露呈しました。日テレ側の表向きには委託先企画会社が独断で行った風な弁明に終始しているようですが、企画書を知って本部が何の確認も取らないはずはなく大口のスポンサー集めと目先の視聴率に目が眩んだものでいわば昔から続く組織的因習と私は見ています。


現政権が焚きつける国益無視の暴挙>
エンタメだけでも短期間でこれだけ大きな問題が噴出している訳ですが、何といってもお隣の国『韓国』の暴走は誠にいただけない限りです。元慰安婦問題の蒸し返しに続いて徴用工訴訟では更なる賠償判決が出るなどその都度の反日感情むき出しにより国家間の約束反故が一層度を増してきました。韓国の歌手で人気グループのBTS(爆弾少年団)の原爆Tシャツを皮切りにかつてのホロコーストで今も苦しむユダヤ人軽視と相まって火種は大きくなっていきます。

米韓関係を無視し隙間を縫っての北朝鮮との協調姿勢が益々際立ってきており終戦宣言取りつけと南北統一実現を急ぎ過ぎる韓国大統領の文氏の常軌を逸した親北思想に気が気でなりません。現在までに核放棄に向けての表立った行動は皆無であり単なる口約束のままこう着状態が続いています。(直近の衛星監視から稼働する新たな開発施設を察知)朝鮮半島の歴史から見ると勝った国が相手の足跡をとことん消し去っている傾向が伺えます。なので日本に対してこれだけ反感を持つというのもうなずける訳で、要は気に入らない相手や都合悪い敵はどんな手を使ってでもこの世から抹殺する、つまり相手の存在そのものの恒久的廃絶が常に意識の根底にあると言えるのです。

どこの国だって戦争をすればもちろん弱いものいじめをしてくる訳でこれって日本に限ったことではありません。世界にはもっと悲惨な国の歴史があってしかしそれはそれとして『平和』『融和』精神を軸にお互いが自ら変わろうとしている事実をもっと多角的な観点で今に至って韓国もこれまでの偏った思考を大いに改めるべきだろうと思うのです。さて、今や経済的にも様々に追い詰められている韓国社会ですが果たしてその憎しみ路線の方向転換はあり得るのか当事国の日本のみならず世界が注目しています。


自然界でこれから起こる末期症状>
最後にもう一言、それはにわかに脅威を増す地球の気候変動です。今夏は兎に角大荒れの天気が続き洪水や度重なる大型台風の襲来で被害が拡大、直後の地震による広範囲に渡る土砂崩れなどで多くの人命が失われたニュースはまだ記憶に新しいところです。本日は寒気の入り込みで北海道では大雪警報が発令されておりむしろ今時期の当たり前の状況に戻ったとも言えますが、ここしばらく騒がれる『温暖化』傾向がもたらす不穏は今も払拭できていません。

暖気と寒気が入り乱れるこの時期にあって「さて年明けから一体どんな恐ろしい事が起こるのか」と肝を冷やしている人はきっと少なくないはずです。北極海の氷が急激に消滅しているという報道もあり、その変調に追いつかないCO2削減計画など各国の意識に相当の温度差があります。専門筋からはこのままだと僅か数年で気温が4度上がるという予測も出ているそうで、そうなれば海水の酸性化が促進されて食物連鎖を伴う生態系が尽く壊滅状態に瀕すると言われています。先日もイカの漁獲量が激減して休漁が叫ばれ、それどころかその他多くの魚介類の減少が後を絶たない中で或る日突然スーパーの陳列棚から相当数の食材が姿を消して仮に有ってもその時点で数十倍の値札が付いている酷い事態に陥るかも知れません。

まさに人ごとではないのです。災害が頻発し食料が底をつく、進む少子高齢化による生産者の不足から溢れかえる外国人労働者という負の連鎖で殆どの国民の賃金は上がらず物が買えない利用できないとなればどうでしょう、即ち『モノが売れなくなる』という事です。売れないとなれば作ってもとことん安くするしかない。そんな恐ろしい近未来には果たしてどんな世界が広がっているのでしょうか。

「えらい事になってもそれはお年を召した今の政治家が逝った後だろうから、いつまで経ったって先延ばしでほぼ何もしないよ」そんなコメントもありました。

→DEGIGA.JPサイトにはこんな上掲画像もあります。一度見に来てください。
※CG画像素材タイトル『リッチな背景』より抜粋

本日、新緑画像素材の最新作『うららか』が公開!

新作『うららか』



名付けて『うららか』>
関係者各位の皆さんお待たせいたしました。無理やりこの日まで強引に引っ張った新作予告を経まして遂に本日待望の大公開のタイトル『うららか』をご紹介いたします。『うららか』と聞けば自然とを醸すあのほのかなムードが漂うでしょうか、その言葉から当然のようにそう思えるかと存じますがこのタイトル名に辿り着くには試行錯誤がありました。

『〜新緑〜』『の〜』とか、『みどり〜』云々など何処でも見掛けるオーソドックスなものばかりが頭をかすめ中々ピタッとハマるイメージが湧いてきませんでした。不思議なもので今回とは全く関係ない別の記事を読んでいた時に偶然そこに綴られていたのがこの『うららか』だったとはまあ奇跡と言えばそうなります。「嗚呼なるほどね」そんな気分だったでしょうか。

とにかくはタイトル名も決まってホッとした訳ですが、前回の予告で少し書いた中で代理店にストックされる新緑素材といえば『多くが似たようなイメージが大半』的な指摘から、さてそれでは今回の自らの捉え方はどうだろうかと改めて振り返ってみて、一通りざっと見て残念ながらそんなに他との大きな違いは感じ得ないというのが率直な感想です。

の日差し、の葉、見上げる木々、青葉の輝き、俯瞰風景、流し撮り、池のほとり、休日のひととき、接写からロングに至るそれなりの捉え方はこれまでも多くのカメラマンによって撮影されていますし、むしろその強豪にはこれでもかというテクニックと意表をつくドラマッチックな場面描写などその素晴らしい表現力は多岐に渡るはずです。

私の場合今回は地元周辺を行き来しながら身近で素朴なありふれた被写体が多く、内外合わせた有名観光地や謂わば秘境地帯の一般に馴染みの少ない絶景がある訳でもありません。最近ならきっとドローンを駆使した空撮のあれこれが人気と思われますが、それもありません。当新作をチェックされて「この程度か」とおおよそヒントになる要素は薄いと言われればその通りです。


テーマは『暮らしの中の素朴な風光』>
しかしどうでしょう、実のところ『素材として重要なのは何か』そこが一番の肝でありそこには背景画としての使命とともに人の暮らし(風情)、合わせて即ち穏やかな癒しの空間であり、追求の本質の相違拘りは常に各個別にあって当然ながらしかしストックフォト素材が相当数で飽和する最中だからこその今まさに見失っている部分が何処か、何が足りないのか、ユーザーの求める真の価値とは何か、価格差だけで解決できないより重要なメリットを提示できるか否か、今一度そこに寄り添いつつ且つ集中しファインダーを覗いたのがまさしく今回新作の『うららか』なのです。

如何にもが全面のこれまでの平面的な新緑イメージをよそにあたかも丸く包み込むようなの抱擁感を各カットともにふんだんに表現しています。思い出としての季節の記憶をもまた呼び覚ましてくれるでしょうか。つまりそこにこそ写真の力を注ぎ入れて初めて素直な肌触りが伝わって来るのではないかと考えます。当新作『うららか』では新緑に混じって桜がほのかに咲いて、さらに池の鯉や水面の光、祭りの余韻、典型としての人物等々、そこから紐解けるであろう季節の風光をじっくりゆっくり嗜んでいただければ有り難いです。

→DEGIGA.JPサイトで新緑画像素材『うららか』をチェックしてみる。


来月公開!新作予告最終弾『緑がモワモワ』編

新緑シリーズ新作の予告編最終弾

ボケ具合が凄まじい>
今回が次期新作『新緑』画像素材の予告編最終回となります。こちらの画像は「何?これってどうやって撮ったの?」と聞きたくなるほどに異様なソフトフォーカス感が溢れています。実は相当以前に試しに購入していた特殊なソフトフォーカスレンズを使用して捉えたものなのですが、最近はこのようなレンズは発売されているのでしょうか、あまり聞きませんね。

確かニコン(ニッコールレンズ)単焦点タイプの中望遠レンズにそんな機構が組み込まれていて、絞りリングの調整次第でボケ具合や質をコントロールできる当時は画期的ともいえ一時は注目もされたようですが、その後製造は終了しました。価格もそれなりに張ったと思いましたがその辺がネックだったのでしょうか。

私の購入したレンズはそれほど高価なものではありませんで、今も変わらず新聞広告でよく見かける通販レンズに近いと思います。やはり当時は各カメラ雑誌でも大きく取り上げられてまた思いの外格安とあって購入者も多かったのではないでしょうか。レンズマウントは注文時に販売窓口に伝えてはじめからネジ止め固定で配送される仕組みでした。

このレンズめちゃくちゃ>
その名を『キヨハラ』レンズと言います。焦点距離は2種類選べたでしょうか、価格は当時3万円しなかったと記憶します。今も防湿庫に大事に保管されているというマニアさんもおられると思いますが、たまに外の空気を吸わせて上げては如何でしょうか。

こちら上掲画像はおよそ1メートルの距離から撮影しています。勿論当レンズはマニュアルフォーカスでピント合わせはファインダーで確認、ただ残念なのがヘリコイドに記される距離目盛がかなりいい加減らしくファインダー内の合致画面と比べて焦点の距離によっては数メートルものズレが確認できます。距離メモリを信じて予めピント位置を固定で狙うには不向きと言えます。

更に問題なのはファインダー直視によるそんなピント合致位置でもピンボケが起こるという事です。とても厄介な癖の塊レンズで取り回しにはそれなりの工夫が伴いますのでそこは覚悟が必要です。私の場合は試写を繰り返しヘリコイド(ピント合わせをする鏡胴部)に別途印を付けてそこを基準に、やや運も含めて構図決定以外ノーファインダーの目測で撮影距離を定めています。面白いものでその状況でファインダー視はピンボケでも写ったデータはジャストピントなのがほんと不思議に感じます。


遊びごごろが蘇る逸品>
そしてもう一点がボケ具合の調整です。どのレンズも絞りを開けて開放値に近づければピントの合う範囲が徐々に狭まりそれなりに背景のボケ度も強調されます。アウトフォーカス即ち味わい深いなんとも言えぬその場のニュアンスが生まれるそこにこそ本来写真が持つ楽しさがあるのかも知れませんが、この当レンズ使用時仮に絞り開放で撮影したならボケが凄すぎて訳が分からないまでの描写に陥ってしまいます。被写体のコントラストある無しにも関連して見え方が極端に変化し過ぎるのでこの点でも構図に工夫や注意が必要になるかと思います。

撮影表現は無限ですので是非このようなレンズを積極的に使用して一般の思考を超える独特な写真にチャレンジするのもオススメです。ヤフオクとかアマゾン等ネット通販でチェックしてみれば程度はともあれ、もしかするとどこかの誰かが捨て値で販売している可能性があります。

という訳で今回は次期新作紹介と合わせて不思議なソフトフォーカス『キヨハラ』レンズをご紹介いたしました。さていよいよですが来月3日(月)、『新緑イメージ』の新作素材を公開させていただく予定です。お楽しみに!

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